なんだろう?この残念な感じ(笑)
東京が舞台で、主人公がアメリカ人って事で、六本木辺りの外国"GAIJIN"風なアンダーグランドな感じになるのかな?と、あの雰囲気が好きな私は、楽しみにしてました。
普通のスポ根ドラマになっちゃってる。「目指せドリフト!」みたいな。「警察24時」みたいな... なんだろう?「1」みたいなカッコよさはマルで無し。主人公がさ、男前でカッコいいんだけど、中身が普通。普通過ぎる!バウワウもさ、同じスポ根ドラマの「巨人の星」で言うと「伴宙太」で、「あしたのジョー」で言う所の「マンモス西」的だね。太ってないけどさ。良い奴なんだけど、それだけで終わっちゃってるんだな。カッコよさが全然無かった。
その中で際立ってカッコよかったのが、ソニー千葉事、千葉真一。なんだ、あのカッコよさは!この映画でもさ、日本人の筈の人が、日本人が演じてなくって、日本語の台詞がダサダサバレバレ。ソニー千葉だけは、綺麗な日本語でカッコいいんだな〜。あの雰囲気といい、超カッコいい。なんなら、ソニー千葉がドリフトキング目指しちゃう作品の方がカッコよかったんじゃん?と思いたくなる程。カラテで一撃とかしちゃって、別の映画になるかもしれないけど、それはそれでいいじゃん。その主人公らしいカッコよさが主役の人には足りなかった!!
駅の張り紙に、未だにMCハマーを発見(笑)幾ら何でも今どき...
しかもさ、主人公のパパが海軍所属。しかも、オフィサーならもっと良い所に住んでるでしょー。何も横須賀から遠い東京の下町に住んでる事もないと思う(笑)監督は、海軍映画の「Annapolis」を撮ったけど、やっぱり無茶苦茶だったものね。仕方ないか。
あ、車が大好きなうちの息子と見たんですが、息子は見た後に玩具の車をドリフトさせてました(笑)
(3点/5点満点中:DVDにて観賞)