Richard Pryor Live on the Sunset Strip / 日本未公開 (1982) 117本目
はてな年間100本映画クラブ
2本一緒に書きます。続けて見ました。
リチャード・プライヤーの方は、アメリカで劇場公開され、デイブ・シャペルの方はアメリカではTV放映された。両方共に、スタンダップコメディをフィルムに収めたもの。
リチャード・プライヤー亡き後、次のスタンダップコメディのキングは、デイブ・シャペルだと私は思っている。2人のスタンダップコメディを見ていると、それはヒシヒシと感じる。舞台での立ち回り方や、お客との距離、デイブ・シャペルには、プライヤーが乗り移ったかのようだ。ただ、デイブ・シャペルに関して言ったら、前の「Dave Chappelle: Killin' Them Softly」の方が断然に面白かったが、16歳は大人か子供か?に関してのジョークなんかを聞いていると、かなり完成されたジョークが増えたように思えた。
面白い事に、2人ともにスキャンダルの後に収めた作品。プライヤーは、ドラックを使用中に火事を起こして大やけどの後だった。シャペルは、大成功したTV「Chappelle's Show」を3シーズン途中で辞めて、アフリカに逃避行した後。プライヤーは、このスキャンダルさえも、非常に楽しいジョークに変えてしまうコメディアンの偉大さを感じた。最後の最後のオチまで... デイブ・シャペルも、アフリカの逃避行をもっとジョークに変えて欲しかった。
コメディって偉大!!