Cast >> Wood Harris (Ace), Mekhi Phifer (Mitch), Kevin Carroll (Calvin), Esai Morales (Lulu), Chi McBride (Pip), Cam'ron (Rico) ....
Director >> Charles Stone III
Writer >> Azie Faison Jr., Austin Phillips ....
Producer >> Damon Dash, Jay-Z, Brett Ratner ....
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 4 Music >> 4
Thinkin of a master plan...
エリックB&ラキムのラップの名曲「Paid In Full」のタイトルをそのまま取った映画タイトルであり、その曲のライムを大筋取って映画にしたようだ。
1980年代のハーレムで、ドライクリーニング店の店員のエース(ウッド・ハリス)は、ミッチ(Mekhi Phifer)と仲が良かった。ミッチはドラッグディーラーをしていたが、ストリートで誰もから信頼されていた。ミッチの派手な生活ぶりと、その人気を見て、エースも次第にストリートに近づいていくが...
アメリカのストリートがどんな感じか全く知りません。その手の映画は沢山見てきたけれど、所詮映画なので、どれが本物だなんて無責任な事言えません。ただ言えるのは、90年代に沢山作られた映画に比べると、ストーリーが甘い。これでもか!といった、ストリートの冷酷さはない。けれど、真面目だった主人公が変わっていく姿が、なんとも悲しげ。やっぱり、そうなっちゃうのか...という落胆。
チャールズ・ストーン・3世が監督なので、物語の新しさはある。けれど、それもそこまでで、全体を見ると、やっぱり物語が弱い。
せっかくカッコいい、しかもラップの中でも名曲と言われる「Paid In Full」を使ったのなら、もっとラキムのラップ並にカッコいいマスタープランな物語であって欲しかった。
(7/29/05:TV放映にて観賞)