目が開いていられたので、「虎の門」を見ていた。「こちとら、自腹じゃ!」では、井筒監督がデンゼル・ワシントンの「クライシス・オブ・アメリカ」を観賞。観賞前のトークで、デンゼル様を、「このおっさん」呼ばわり。初めてデンゼルを劇場で見るらしい。
まだまだ若かったデンゼルを見てきた者として、「このおっさん」は、ちょっとショック。でも、言われてみたら、デンゼルもおっさんの歳なんだよね。お腹以外は、全然見えないけれど。(あ、そこが大事か)
所で、井筒監督は結構、映画を気に入っていたらしい。内容的に「逃げてた」と、井筒監督は言っていた。確かに、そう思った。いいタイミングで公開した(ちょうどアメリカの大統領戦)割りには、イマイチ話題づくりが出来てなかった。映画会社等、組織の逃げ腰が見えた作品だった。リーヴ・シュレイバーが、もうちょっと間抜けぽくて、誰かさんに似てれば、もっと面白かったのに。役に力が入りすぎて面白くなかった。メリル・ストリープじゃなくって、オヤジだったら良かったのに... と、逃げ腰気味。核心から逃れてるんだよね、結局。