見たことすら忘れそうだった、この2本。感想は、じっくり書くとして...
「Shark Tale」の方は、アニメに化けたブラックムービーだね。あぁ、でも悪い意味でのブラックムービーかも。ウィル・スミスが声をしたオスカーがやたらと90年代初期の若いブラック兄ちゃん系。というか、ウィルが主演だったTVシリーズ「The Fresh Prince of Bel Air」の役まんま。10年も昔ぽい話。ウィル・スミスのもそうだったけど、これまたロバート・デニーロが声をしたドン・リノも、ステレオタイプそのまんまなイタリアン。しかも、マフィア。そりゃ、イタリア人も怒る。
面白かったのが、アニメが声の本人に似てる事。ウィル・スミスなら、目の離れ具合が絶妙だったし、デニーロのには、ちゃんとあのほくろがある。
悲しいのが、実写版だったら、ウィル・スミスの相手役を務めた、レネー・ゼルウィガーとアンジェリーナ・ジョリーが、きっと違う事。きっと、ハリ・ベリーとかヴィヴィカ・A・フォックス辺りに変わってしまいそうだ。アニメだから、出来たキャスティングなのかも... なんて、ちょっと思わせた。内容がそうさせたのかも。私だけが、こんな風にグレただけなら、元々へそ曲がりと言われているから、いいんだけど、今回はちょっと違った。一緒に見に行った私の相棒も同じように思ったらしい。やっぱり、作品の内容がそう思わせたのかも。
何はともあれ、ジャック・ブラック、ジギー・マーリー、ダグ・E・ダグが印象強い!
「Anaconda 2」は、元々期待薄ぅ〜〜だったので、ガックリもせず。サリ・リチャードソンとモリス・チェスナット目当てで行った。「リッキー、それでいいのか〜〜〜〜〜〜」と叫びたくなるシーンが多い。(リッキーは、チェスナットが「ボーイズン・ザ・フッド」で演じた役名。未だ印象強し)サリ・リチャードソンが見れたので満足。他に「8マイル」に出ていたユージン・バード(8マイルでは悪役だった)が出ていた。面白い役だったけど、↑のウィル・スミスと同じ感じだったかも。
「1」のアナコンダが、今回程の強烈アナコンダだったら、「1」は面白かったのかも!と思わせてくれた。
ま、いいさ。来週から始まる「Ray」で胸一杯だから。