それに引き替え、マリオ・ヴァン・ピープルスの「Baadasssss!」は、今年最強の映画だった。70年代当時の雰囲気とか、憤りとか、暖かさとか、色んな物が画面に溢れる作品。マリオ・ヴァン・ピープルス演じたメルヴィン・ヴァン・ピープルスの方が、デンゼルが「Man On Fire」で演じた男よりも、複雑で難しい男だったのに、感情移入が容易に出来る主人公だった。
今年は、この「Baadasssss!」と「White Chicks」が今のところ最強。「Ray」の公開も控えているし、まだまだこれから....な、ブラックムービー。