Cast >> Tom Cruise (Stacee Jaxx), Julianne Hough (Sherrie Christian), Diego Boneta (Drew Boley), Russell Brand (Lonny Barnett), Alec Baldwin (Dennis Dupree), Catherine Zeta-Jones (Patricia Whitmore), Kevin Nash (Stacee Jaxx's body guard), Mary J. Blige (Justice Charlier), Paul Giamatti (Paul Gill) ...
Director >> Adam Shankman
Writer >> Chris D'Arienzo, Allan Loeb, Justin Theroux
Producer >> Adam Shankman, Jennifer Gibgot Tobey Maguire, Matt Weaver, Samuel J. Brown, Michael Disco, Garrett Grant
Genre >> Musical
Country >> USA
総合ポイント >> 4.5/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 5 Music >> 5
Just Like Paradise
シェリー(ジュリアン・ハフ)は、オクラホマからスターを夢見て、ロサンジェルスに向かった。大好きなレコードが詰まったカバンがすぐに盗まれてしまう。そこで助けたのが、ドリュー(ディエゴ・ボネータ)だった。ドリューは有名なライブハウス”バーボン・ルーム”でバイトしながら、歌手を目指していた。ドリューの助けもあって、シェリーもバーボン・ルームで働くようになり、2人はすぐに恋に落ちた。しかしバーボン・ルームは経営が傾いており、外ではロック禁止を求める政治家の妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)がピケを張っていた。バーボンで昔ライブをしていて、今はスーパースターとなったステイシー・ジャックス(トム・クルーズ)が、バーボン救済の為にソロ転身前の最後のライブをバーボンでやる事になった。オープニングアクトが急遽キャンセルしてきたので、ドリューのバンドが代わりにやるチャンスを得た。しかし彼のマネージャーのポール(ポール・ジアマッティ)が、バーボンのオーナーのデニス(アレック・ボールドウィン)からお金を要求し...
ロック全盛期のナンバーが沢山つまったミュージカルの映画化。「ロック全盛期」なんて書くと、ロック好きの人は「今も全盛期じゃい!」と怒るかもしれない。怒るだろうね。80年代前半のロックは無茶苦茶カッコ良かった。今は全くロックを聞かなくなった私も、80年代は普通に聞いていた。ヴァン・ヘイレンにデフ・レパードにガンズにポイズン... 絶対的な個性があって好きだった。トム・クルーズが演じたステイシー・ジャックスは、アクセル・ローズにニッキー・シックスにブレット・マイケルズなんかを思い出させる。エキセントリックで危険な感じ。そして夢を掴もうと、ロサンジェルスに向かい、同じ夢同士の者が協力し合うのもいい。あの時の曲のように、主人公が明るいのもいい。そして、昔のタワーレコード。あそこには夢があったよね。その雰囲気が出てたのも嬉しい。ポール・ジアマッティの胡散臭さが最高!あれこそザ・80年代!
貸しレコード店で早業でレコードを探して、そのレコードからカセットにダビングして、ウォークマンで伸びてしまった曲を聴いていた人達には確実に胸がワクワクしてしまう作品。
(12/8/12:DVDにて鑑賞)