Cast >> Daniel Craig (James Bond), Judi Dench (M), Javier Bardem (Silva), Ralph Fiennes (Gareth Mallory), Naomie Harris (Eve) ...
Director >> Sam Mendes
Writer >> Neal Purvis, Robert Wade, John Logan
Producer >> Michael G. Wilson, Barbara Broccoli
Genre >> Action
Country >> UK
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 5 Direct >> 4 Music >> 4
"Let the sky fall, when it crumbles We will stand tall Face it all together"
MI6の007事ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、NATO工作員の情報が入っているハードディスクが盗まれ、イヴ・マネーペニー(ナオミ・ハリス)と共に犯人を追っていた。ボンドと犯人は列車の上でもみ合いになり、イヴは狙撃を狙っていたが、ボンドの肩に銃弾が当たり、ボンドは落下し、滝に流された。MI6の長官M(ジュディ・デンチ)は、ボンドが行方不明で死亡したと書類を作成していた。しかし今度はMI6の本部が爆破された。ボンドはそれをニュースで知り、MI6に戻ってきた。本来の実力を失っていたボンドだったが、主犯を探す為に復帰するが…
ジェームス・ボンドの50周年でイギリスが気合を入れて制作したボンドの23作目。今年の夏にはオリンピックも開催され、そのオープニングではエリザベス女王をエスコートするジェームス・ボンドを見て興奮したイギリスの人々。その興奮も冷めていない中公開され、イギリスでは記録を作っている作品である。私もその熱にやられたのか、普段はあまり興味のないジェームス・ボンド映画を久々に劇場で見た。劇場でジェームス・ボンドを見たのは、ティモシー・ダルトン以来である(ある意味珍しい映画ファンだ!)。ティモシー・ダルトンよりは少し背が低いが、俄然セクシーなジェームス・ボンド。カッコいいしセクシーだし、上海の映像は滅茶苦茶カッコいいんだけど、俄然スローな展開と長い上映時間に少々疲れてしまった。特に「エクスペンダブルズ2」や「The Man with the Iron Fist」のようなテンポに慣れてしまったのもあって、この優雅な展開にはあまり興奮できなくなってしまっている。
しかし悪役のハビエル・バルデムは見ごたえある。余りにも気持ち悪い、後味の悪い悪役なのである。
展開やアクションに新しさはないけれど、あのような大掛かりな事をイギリスもやるって事に、イギリスにとっては大きな意味があるように思えた。
(11/9/12:劇場にて鑑賞)