Cast >> Abdoulaye Kaba (Kalifa), Rakieta Kabore (Djene), Ai Keita (Nassita), Abdoulaye Komboudri (Oussou), Fatogoma Konate (Fousseini), Ali Malagouin (Malick), Assita Sankara (Maty), Sidki Sanogo (Faco), Ramata N'diaye Tall (Granny) ...
Director >> Drissa Toure
Writer >> Drissa Toure
Producer >> Jean BrEhat, Drissa Toure
Genre >> Drama
Country >> Burkina Faso
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Urban documentary
まだ少年のカリファ(アブドゥラエ・カバ)はブルキナファソの首都ワガドゥグの町をぶらついていた。そして毎日同じ女の子を見つめていた。モスリムで敬虔な父の言いつけで、輸入業をしているマリックのところで働く事になる。マリックはカリファがいつも見ている女の子の父親だった。しかしカリファは町の不良たちとつるむようになり...
物凄く変わった作品である。起承転結で終わるような映画ではない。止め処も無いオチもない作品で、ドキュメンタリー映画のような感覚。ブルキナファソの都市の問題点を沢山ついている。上のあらすじではカリファ少年しか書いていないが、他にも沢山の主人公が居る。性別も年齢も違う彼等の問題点が明らかになっていく。貧困、教育、宗教、差別、犯罪、売春、ドラッグ...それらが悪循環で回っている様子が描かれている。しかし決定的なオチはないので、観客には伝わり難いかもしれない。
問題点の全てが悪循環で回っている。貧困が全ての根源。その中で騙し合いが起きている。どこの都市もそうなのだ。悲しい現状。
(4/8/11;DVDにて鑑賞)