Faster / ファースター 怒りの銃弾 (2010) 838本目
ザ・ロック様♪映画でもWWEでも素敵。最近、またWWEに戻ったようだけど、何で??映画も割りと好調なので、もうWWEに戻る事もないかと思っていたので、びっくり。でも出てるから見ちゃうんですけど... って今も丁度WWE見ていて、ザ・ロック様が話してる。ジョン・シナに。確実にシナよりカッコいい!叩きのめしたね。誰を叩きのめしたのか分からず子供に聞いた。ウェイド・バレットらしい。彼が出てないWWEは何か見てなかったですわ。別にプロレスがめちゃくちゃ上手い訳じゃないし、凄い技がある訳じゃないんだけど、どうも惹かれてしまいます。そのロック様が硬派に演技をしている作品です。しかも「Soul Food / ソウル・フード (1997)」のジョージ・ティルマン・ジュニアが監督。本当にしびれるねー。
ザ・ロック様が演じているのは、ドライバーという男。刑務所の中でも生き抜くために黙々と生活。出所する事になるけど、何かの目的があるから黙々。既に用意していた車(かっこいいシェベル)で颯爽と出かける。オフィスにいきなり入り込み、目撃者や監視カメラがあるのに関係なく、そのオフィスで働く一人の男を殺してしまう。その事件の調査に来るのが、いかにも怪しいビリー・ボブ・ソートン(さよならアンジー)。刑事のくせに麻薬が止められない男。麻薬の事は警察にはバレてはないけれど、警察所内では厄介者として見られている。そして警察とは別に雇われヒットマンが、ドライバーを追っていくのです。まあ、徐々に様々なドライバーの歴史が明らかになっていきます。かなり渋い作りの作品。
でもヒットマン要らなかったかなー。かっこいいし、雰囲気はあったけど。何か最後まで見ちゃうと、要らなかったかもーと思います。まあ、何がかっこいいって、やっぱりザ・ロック様ですね。寡黙なのだけど、目的に向かってひたすら頑張る姿がかっこいい。「不器用ですから」の台詞が似合ってしまいそうな程。WWEのマイクパフォーマンスでは、パイだのジャブローニだの何だのとコミカルなザ・ロック様だけど、この映画では本当に渋い演技を見せてます。カッコ良すぎ。一番好きなのが、ラスベガスのバウンサーのシーンですかね。あの後の電話のシーンといい、ドキドキする。あのシーンは台詞などもハードボイルド調でもあり、映画としては仇がメインのブラックスプロイテーション風でもある。プロットは穴だらけだけど、割りと普通に見れてしまう作品ですね。
ああー、ザ・ロック様〜!この映画の渋い感じが、ザ・ロック様の「The Most Electrifying Man in All of Entertainment(全エンタテイメント界でもっともしびれる男)」というニックネームの所以ではないかと... もう否定はしません!Just Bring it!!!
(3.75点/5点満点中:DVDにて鑑賞)