Cast >> Letoya Luckett (Angie), Kierra 'Kiki' Sheard (Litha), Clifton Powell (Ike), Essence Atkins (Peaches), Tank (Devlin) ...
Director >> Stan Foster
Writer >> Stan Foster
Producer >> Stan Foster, Marc Bienstock, Richard J. Cook, Matthew Crouch
Genre >> Drama
総合ポイント >> 4.5/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 5
A Heartfelt Preacher's Song
21歳になるアンジー(ラトーヤ・ラケット)は牧師の父(グレゴリー・アラン・ウィリアムス)に厳しく育てられた。アンジーは教会でクワイアのリードを担当し、小さい頃からゴスペルアルバムを出す事が夢だった。教会でピアノと演奏のリーダーをしているウェイントン(シャリフ・アトキンス)は幼馴染で、アンジーに思いを寄せていた。そんな中、町にゴスペル劇団がやってきて、主役で有名なシンガーであるデブリン(タンク)に偶然会い、アンジーは気に入られてその舞台の代役として旅をする事になったが...
最近、黒人向けのゴスペル映画は星の数ほど存在するが、良い作品となるとその数はグンと減る。タイラー・ペリーから始まったこのブームは終わりを知らない。その中で出てきたのが、デスティニーズ・チャイルドを辞めさせられた(?)ラトーヤ・ラケット主演のこの作品。あのような形でグループを脱退したにも関わらず、逞しくもソロとして復活した女の子だ。その彼女がデスティニーズ・チャイルドのメンバーが出演した映画の中で、主役として一番輝いている。あのビヨンセだってこの役は無理だったと思う。多分浮く。ラトーヤの少し地味目な部分が、この映画では上手く作動したようだ。映画はゴスペル映画らしく、聖書の物語を現代風にアレンジ。少しメロドラマ調ではあるが、全然飽きさせない。そしてちゃっかりオリジナルのタイラー・ペリーの批判を入れてみたり、逆にペリーに習ってコメディカルに仕上げているので見やすい。最後のオチは最高だった。
これなら日曜学校とかに飽きを感じているティーンの子達でも最後まで釘付けで見る事になるだろう。いや、いい年した私だって釘付けになった。想像よりは面白い。そして見やすいゴスペルロマンス映画。
(7/17/10:DVDにて鑑賞)