Cast >> Columbus Short (Ty Hackett), Matt Dillon, Laurence Fishburne (Baines), Jean Reno (Quinn) ...
Director >> Nimrod Antal
Writer >> James V. Simpson
Producer >> Sam Raimi, Dan Farah, Joshua Donen
Genre >> Drama
Country >> USA
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 3
Confused
タイ(コロンバス・ショート)は母を亡くし、家のローンを払う為にイラク戦争から帰ってきたばかりで、まだ高校生の弟ジミーの面倒を一人で見ていた。昔からの友人マイク(マット・ディロン)のコネもあって装甲現金輸送車で銀行に大金を運ぶセキュリティ会社に入った。しかしそれはタイにとって悪いタイミングだった。4200万ドルという大金を輸送する大仕事が待っていたが、それがタイの人生を変えるとは思ってもいなかった。
可もなく不可もなくとはこの事。いや、可もあるが不可もあるが正しいかもしれない。普通に見られる。それなりのドキドキやらハラハラやらはある。良い筈の男たちが豹変していくのも面白いだろう。でも大きな驚きもなく、新しさも感じない。なぜだろう?お金という欲が男たちを支配していく様が上手く描けていなかった。タイという男が英雄というのに固執してしまったのもイマイチだった。そしてタイ以外のキャラクターが生かされていないのも気になった。ローレンス・フィッシュバーンのキャラクターも一人歩きしているようだった。ならもっとエンターテイメント性を追求してくれるのかと思ったら、そこも中途半端。もう少しアドレナリンの上がるアクションがあるか、男くさいロマンがあってもいいかと思った。
面白くない訳じゃない。それなりに見れる。ただオリジナリティが欠けていた。せっかくなら化けの皮をはがしたもう少し斬新で新しい物を見たかった気がする。
(1/22/10:劇場にて鑑賞)