Cast >> Daniel Breaker (Youth), Colman Domingo (Mr.Franklin / Joop / Mr. Venus), De'Adre Aziza (Edwina / Marianna / Sudabey), Chad Goodridge (Rev. Jones / Terry / Christophe / Hugo), Stew (Narrator)
Director >> Spike Lee
Writer >> Stew
Producer >> Elizabeth Ireland McCann
Genre >> Musical
総合ポイント >> 5/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 5 Direct >> 5 Music >> 5
New Wave has arrived!
1976年ロサンジェルスのサウスセントラルに住む若者(ダニエル・ブレイカー)は口うるさいママ(エイサ・デイビス)に日曜の教会に行くように言われる。そこでゴスペルに触れ、強制的に教会のクワイアに入れられて、音楽に目覚めた。パンクロックを始め、貯めたお金でヨーロッパに行くと言うが...
新しい時代がやってきた予感。トニー賞にもノミネートされ、受賞も果たした舞台を映像化。その監督を担当したのがスパイク・リー。この舞台の魅力を余すところなく見事に映像に残している。汗、音楽、エネルギー、物語の魅力、観客の熱...全てだ。音楽のエネルギーをとにかく感じる。ジャズ、ブルース、ゴスペル、ロックと様々な音楽を用いて、そのエネルギーを発散している。その熱度は凄い。演者の汗はその熱度を伝えるのに十分役を果たしている。コミカルな台詞の部分と感動的な歌の部分のバランスも絶妙。70年代の雰囲気もある。物語も色んな国を旅していきながら、スピリッツジャーニーをして何かを見つけていく若者の姿が明るくて気分がいい。そして演者も少ないながらも上手く使いまわしているのが面白い。
とにかく新しい感覚。何よりも音楽のエネルギーと開放感を感じる。音楽を祝うという最高の形を彼等は見せつけてくれている。
(1/14/10:TV放映にて鑑賞)