Cast >> Sam Worthington (Jake Sully), Zoe Saldana (Neytiri), Sigourney Weaver (Grace), Stephen Lang (Colonel Miles Quaritch), Michelle Rodriguez (Trudy Chacon), Giovanni Ribisi (Parker Selfridge), Joel Moore (Norm Spellman), CCH Pounder (Moat), Laz Alonso (Tsu'tey) ...
Director >> James Cameron
Writer >> James Cameron
Producer >> James Cameron, Jon Landau
Genre >> Sci-Fi
総合ポイント >> 4.5/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 5 Direct >> 5 Music >> 4
Old tale in new blue body beautifully
2154年アメリカは衛星パンドラでアバタープロジェクトを開始していた。ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)は戦争で負傷し車椅子生活だった。プログラムに参加すると足を治してもらえるとの事だった。ジェイクはパンドラで生活するナヴィ族を学ぶ事が目的で、アバターの体を手に入れた。足が自由に出来るジェイクはのびのびとパンドラでの生活をするが、ナヴィ族のネイティリ(ゾーイ・サルダーニャ)に出会う...
凄い。その一言である。この映画は一体何なんだ。見る前から観客に相当の期待を煽っていた。でもその期待にこたえている。想像を超えている。この映画を3Dで見た人はさらにその想像を超えているだろう。ジェームス・キャメロン監督の巧さは、その想像を絶する映像だけじゃない。観客が昔から好きなアメリカの民話をこの斬新な映像に組み込ませた事だろう。どう考えてもナヴィ族はネイティブ・アメリカンを思わせる。でもそれに囚われる事なく、ブルーの新しい肉体にし、声にはゾーイ・サルダーニャやラズ・アロンソ、CCHパウンダー等のほかにも「ラスト・オブ・モヒカン」や「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のウェス・ステュディを使っている辺りにキャメロン監督の確信犯的な部分を感じる。
昔から愛される民話がミックスされたキャメロン監督にしか出来ない斬新な未来映画が面白くない訳がない。
(12/26/09:劇場にて鑑賞)