先週末から全米で公開が始まったスパイク・リー最新作「Miracle at St. Anna / セントアンナの奇跡 (2008)」がイタリアから「史実とは違う」と討議されている。公開以前からもイタリア人、またはイタリア系アメリカ人の団体等から討議を受けていた。
イタリアのローマで行われた試写会では、本作品の脚本も手かげた原作者ジェームス・マクブライドが激しい非難を浴びた。マクブライドは「これは作り話であって、『セント・アナ』をどう明らかにするかという事で、フィクションの技術だ」と弁解している。監督のスパイク・リーは後悔はしていない様子で「謝罪はしない。この映画は何が起きたかというクリアな描写じゃない。これは我々の解釈であって、私はそれを支持している。」と答えた。
http://www.variety.com/article/VR1117993055.html?categoryid=13&cs=1&nid=2562
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ちなみに映画の批評も著名なロジャー・エバート以外は散々な物が多い。ロジャー・エバートも映画自体は詰め込み過ぎだと思っている。