Cast >> Vivica A. Fox (Zahara Milton), Louis Gossett Jr. (Detective Hicks), Aunjanue Ellis (Valerie Maas), Patti LaBelle, Leon (Ryan Chambers), Paula Jai Parker (Monica Wilson), Roger Guenveur Smith (Kevin Wilson) ...
Director >> Bill Duke
Writer >> Aaron Rahsaan Thomas, Aliya Jackson
Producer >> Bill Duke, Warren Kohler, Corey Redmond
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 3
Cover up
ヴァル(アンジャンヌ・エリス)は、殺人事件の容疑で捕まり、動機や証拠にアリバイ不十分の為に有罪は免れないと聞かされた。ベテラン刑事のヒックス(ルー・ゴセット・ジュニア)はヴァルの話を聞き始めた。ヴァルと夫のダッチ(ラズーク・アドティ)は、娘に恵まれ医者という仕事にも恵まれて幸せだった。2人がアトランタからフィラデルフィアに引っ越してきた事で、ヴァルの人生は変わってしまう...
サスペンスです。最初から全員が犯人じゃないか?と怪しみながら、見てしまう。みんながみんな怪しい。面白いのが、普通は殺された被害者は最初から映画の中でも明らかにされていると思うのですが、この映画は被害者も分からない。分かるのは、ヴァルという女性が殺人容疑で捕まっている事だけ。全ては最後の10分まで被害者も加害者も分かりません。そこまで引っ張るので、中々引き込まれていく感じがした。そして、エイズというサブジェクトも出てくる。またDLという新しい事柄にも触れる事が出来る。
また黒人の成功者というのは今でこそ珍しくないけれど、成功するまでではなくて、成功してから壊れていくというのは珍しいと感じました。
親からの期待に応える息子という姿、いい夫という仮面、タフで女好きの男、すべてをカバーしようとして始まった嘘が脆く壊れていく。ただなぜか全ての事が深いドラマに見えなかったのが残念ではある。
(7/31/08:DVDにて鑑賞)