Cast >> Will Smith (Hancock), Jason Bateman (Ray), Charlize Theron (Mary) ...
Director >> Peter Berg
Writer >> Vince Gilligan, Vincent Ngo
Producer >> Michael Mann, Will Smith ...
Genre >> Action
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 3
Hang Over...
ジョン・ハンコック(ウィル・スミス)は不思議な力を持ち、LAの街で悪者を捕まえていた。しかし過去の記憶の無いハンコックはアル中で、建物等をすぐ壊す為に最近は市民から不評だった。そんなときに列車事故から救ったレイ(ジェイソン・ベイトマン)の案で更生しようとするが、レイの妻メアリー(シャーリーズ・セロン)はハンコックをなぜか毛嫌いするのだった...
途中までは面白かった。ワクワク期待感みたいのがどんどん沸いてきた。途中までは松本人志の「大日本人」がドラマ化されているような感じで、面白かったのだ。ヒーローがエイリアンとかモンスターじゃなくって、同じ人間の形で人間を成敗しているのも好きだ。ただハンコックの過去が分かるようになってからは、期待感もなくなり、今の悪いハリウッド映画のようだった。やっぱりそこに逃げちゃうのだ。そこが一番大事だと思うのに。楽しみなラストも尻切れトンボ。女性が普通に家庭での幸せを掴んで、男は運命を背負うみたいなのも納得いかなかった。女性ファンの為のラストだったのかもしれないけれど、女性の私からしてみたら余計に納得出来なかった。2人が幸せになってこそじゃなかったのか?とも思う。
終わり良ければ全て良しというけれど、この映画はその終わりが良くなかった。
(7/3/08;劇場にて鑑賞)