ビル・コスビーのネタを聞いているかのような本でした。ショートな話が多く読みやすい。背中に虫の話はケラケラ笑ってしまいました。コスビーはこういう誰にでもありうる話が本当に上手。お爺さんの話も面白かった。でもコメディアン好きとしては、最後の方にある「The Day I Decided to Quit Show Business」の章が面白かった。というか、涙無しには読めないです。さすがコメディアンの中でもレジェンドに域に居る人、ああいう経験にも恵まれているんだなーと思いました。クラブの人もかっこいい。是非、ビル・コスビーとエディ・マーフィとデーモン・ウェイアンズ、クリス・ロックにデイブ・シャペル辺りで「コスビー・ビルのすべらない話」でも見てみたい気がします。