ブログじゃなくってサイトの方を更新するのは結構大変なのだけど、中々楽しい事もある。知らない映画に出会えること。入力するのに映画に関する情報を見ているうちに、どんどん見たくなっちゃう。この映画に出会ったのは、ジオシティーズで作っていた頃だから、もう何年も前の事。この手のインディペンデンス映画は中々見れないだろうなーと思っていたけれど、またもやDVD化になりました。
これまた、インディペンデンスらしい奇想天外で独自の雰囲気のある映画。物凄くドキっとするシーンもある。それが、子供の首にナイフを当てるシーン。このシーンから生み出すメッセージは何?と考えてしまいます。主人公にとって結局人生や世の中は、ゲーム感覚だったのかもしれない。でも主人公が世の中を斜めに見ているので面白いです。
それでこの映画が作られたのが1989年。1989年と言えば、スパイク・リーが「ドゥ・ザ・ライト・シング」で一気に有名になった年と同じ。その影でインディペンデンスでこんなに頑張っていた映画もあるんだなーと思いました。その証拠にインディペンデンスの最高峰の賞であるサンダンス映画祭にてGrand Juryを取っている。この映画もサンダンスで認められたのに、ディストリビューターが見つからずにニューヨークでひっそりと限定公開。それもあり、監督であり主演であり脚本家を務めたウェンデル・B・ハリスは、この映画のみを残してその後に映画を撮ってない。俳優としては、ちょこっと出たみたいだけど... 残念で仕方ない!でもまあ、よくDVD化になりました。
感想はこちら。
(4.75点/5点満点中:DVDにて鑑賞)