下で書きますが、Brother Pの著書に丁度出てきたんですね、「バッファロー・ソルジャー」の文字が。
その部分が何かやたらと感動してしまったのと、物凄く気になってしまったので見ました。
「グローリー」の元になった北軍であるマサチューセッツの第54部隊、そしてこの映画の元になったアメリカ陸軍の第9騎兵部隊と第10騎兵部隊。また「The Tuskegee Airmen」の元になったタスキーギの黒人パイロット達。アメリカの軍の歴史にも色々とある訳です。でも「グローリー」同様に史実には忠実ではなく描かれていますが、「グローリー」程に酷く書き直されてはいないですね。黒人と白人での葛藤、そして黒人とネイティブとの葛藤。もちろん差別と戦うという部分はありますが、かと言って白人が特別悪者扱いされている訳でもありません。更には黒人が特に従順な姿が描かれている訳もなく、色々な葛藤があったのが容易に分かるようになってます。ダニー・グローバーは普通でしたが、カール・ルンブリーとグリン・ダーマン、そしてマイケルティ・ウィリアムソンが素晴らしかった。キャスティングが中々。なぜなら、それはまだキャスティング監督していたルーベン・キャノンが参加してるんですね。ルーベン・キャノンと言えば、今はタイラー・ペリーと共同で彼の作品をプロデュースしております。
で、Brother Pの著書では、彼がモニュメントを作る筈でしたが、作る前に移動になっており、どうなっているか本では分かりませんでした。調べたら、ちゃんとモニュメントが製作されて、Brother Pもその除幕式に参加したらしいですね。ここに書いてありました。
感想はこちら。
(4点/5点満点中:DVDにて鑑賞)