Cast >> Fred Williamson (Big Ben), Richard Pryor (Sam Spade), Thalmus Rasulala (Noah), James Brown ...
Director >> Fred Williamson
Writer >> Fred Williamson
Producer >> Fred Williamson
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Hola Amigo
ビック・ベン(フレッド・ウィリアムソン)は町で買い物中にある男達と小競り合いになった。そのある男達は町を牛耳る男の下に居て、その男の言いつけにより、ビック・ベンは追いかけられて捕まった。捕らわれたビック・ベンが乗る馬車が、サム・スペード(リチャード・プライヤー)によって襲われた。サムはベンを逃がし、砂漠でばらばらに別れるが、それから2人は切っても切れない関係になっていく...
男の塊、フレッド・ウィリアムソンが主演・監督・脚本・製作とやりたい放題な作品です。製作された1975年と言えば、すでにやりたい放題な主役のフレッド・ウィリアムソンはもちろん、リチャード・プライヤーも既に大スターの仲間入りをしていた頃。その2大スターが主演の割りには、あまりお金が掛けられていないのが、最初のシーンからすぐに分かります。「ウィリアムソンどうなのよ?」と心配になりましたが、リチャード・プライヤーが一度出てくると、その不安も飛んでしまいます。もちろん、フレッド・ウィリアムソンはやりたい放題なんですが、もっとやりたい放題なのがリチャード・プライヤー。彼がやりたいようにやっている感じが笑いもナチュラルでとっても素晴らしかったです。映画的には、どうなのよ?と思いますが、リチャード・プライヤーを自由にさせたという点で監督の手腕を発揮していたと思います。2人の持ちつ持たれつ...という感じが、今の「ラッシュアワー」みたいな映画にも使われてますよね。
今回のフレッド・ウィリアムソンの男の塊は、確かに全身黒で統一されたウエスタン姿に銃捌きもかっこ良く反映されてましたが、一番はリチャード・プライヤーという芸人を100%信じていたという男気。
(9/14/07:DVDにて鑑賞)