Cast >> Moms Mabley (Moms), Dusty Fletcher (Dusty), Marcellus Wilson (Jerry), Marie Cooke (Lila Foster), Augustus Smith (Norman Norman), John D. Lee Jr. (Stanley) ....
Director >> Josh Binney
Writer >> Hal Seeger
Producer >> E.M. Glucksman
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 4
Thinin' how hard it was then
多くのエンタテイナー達が、ハーレムにあるマムス(ジャッキー・マムス・マーブリー)が管理する下宿に集まっていた。強欲な大家から、明日までにお金を払わないと下宿を追い出すと言われて、マムスを始めとする下宿人達はお金を集めるためにアイデアを出し合うが...
最近も良くみかける若手を集めてティーン映画を作る感じと似ていると思う(古くは、アニマルハウスなんてあったけど...)。取りあえず才能のある人達を集めて面白い事をやってみよう...そんな感じの映画だ。取りあえずの内容を決めた後は、彼らの持ち前の才能を発揮出来るような仕掛けになっている。なので、最初の物語はそんなに大事でもない。途中からの舞台が面白い...というか、凄い。片足・片手のクリップ・ハードという人のタップは、びっくりする。スタンプ&スタンピーのダンスもコミカルながら凄い技を見せてくれるので必見だ。主役のマムス・マーブリーはスタンダップコメディアンヌという顔を持ちながら、タップや歌を披露する。そして、「ゴースト」のウーピー・ゴールドバーグもビックリなインチキ占い師になってみたりする。ダスティ・フレッチャーに至っては、1人ドリフだ。「志村、後!後!」的なドキドキ感と、「ちょっとだけよ」的お茶目さと、「ダメだこりゃ」的リーダー性を兼ね添えている。
彼らはここまで、今以上のエンターテイメント性に優れていながら、殆どが名前も知られずにキャリアを終えている... どんだけ彼らが苦労したのか... 凄い芸と技がそれを証明しているようだ。
(11/22/06:DVDにて観賞)