Cast >> Cathryn Caviness (Sister Martha Ann Jackson), Spencer Williams (Razz Jackson), Juanita Riley (Sister Jenkins), Reather Hardeman (Sister Ellerby), Rogenia Goldthwaite (The Angel), James B. Jones (Satan) ....
Director >> Spencer Williams
Writer >> Spencer Williams
Producer >> Spencer Williams, Alfred N. Sack
総合ポイント >> 4.25/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 5
Touched by Angel
マーサ(キャサリン・キャヴィネス)は、教会に通う真面目な主婦だった。日曜に洗礼を受けたばかりで、マーサは夫のラズ(スペンサー・ウィリアムス)にも、教会に通い洗礼を受ける事を望んでいたのだが、ラズは食料にもなる狩りに夢中だった。その狩り用の銃を壁に立てかけたときに、誤って床に倒れ、銃が暴発し、マーサにあたり...
とってもシンプルなストーリー。それでもドキドキする展開が見られる。マーサが生と死を彷徨っている時に、クロスロードに向かう途中に、エンジェルとデビルが出てきて善と悪の両方に翻弄される。真面目な主婦だったマーサだが、やはり悪の欲望にも負けてしまう。人間的な主人公が見えて良い。ここでの悪は、都会に出て派手な生活をするという事。保守的な南部ならではの思考が見られるのも面白いだろう。
それでも主人公は自分で過ちを気づき自分の力(ちから)で立ち上がる。その時にこそ、やはりキリストの力(ちから)を借りて、さらに立ち上がる。エンジェルに触れられたマーサこそ、エンジェルそのものの姿... この時代の南部女性の姿が浮き彫りにされている。
(11/11/06:DVDにて観賞)