やっと見れた!ゆっくりと見れたので良かった。ついでに、ウェイアンズの「Little Man」の予告も大きなスクリーンで見れたのが、最高に嬉しかった。
舞台版とは、内容は大体同じだったけれど、設定がだいぶ違った。舞台版の方は、一般家庭だったけど、今回もリッチな家庭の設定になっていた。そのせいか、削られた役も多かった。ヘンリー・シモンズが演じた役なんて、舞台版だと元R&Bグループのシルクのメンバーが演じ、結構重要だったのに、映画版では居るか居ないか分からない位の役柄。逆に、シシリー・タイソンやマヤ・アンジェロウの役は、舞台版では見られなかった役。
結論から言うと、舞台版の方がキャラクターの一人一人をじっくりと練ってあるし、何しろ主役のマディアが最高にクレイジーだった。今回は、マディアが大人しめ。舞台や、前作の「Diary of a Mad Black Woman」程のクレイジーさが無かったのが残念。もっとマディアに集中して欲しかったかな?
物語の重要な役リサを演じたのが、ウェイアンズの「White Chicks/最凶女装計画」で、ショーン・ウェイアンズの彼女を演じた人だった。
次こそ、舞台のようなガンガンに暴れるマディアが見たい。
(4.25点/5点満点中:劇場にて観賞)