等々見る事が出来ました(涙)
幾ら望んでも、もう見る事が出来ないと思っていた映画って沢山あるんですが、この前のメルヴィン・ヴァン・ピープルスの「Story of three day pass」同様に、ここの所DVD化される事が多くて、涙涙です。感激です。
ジャマイカ映画って、そもそも少ないんですね。IMDBでも、たったの21件です。もっと沢山作ってもらいたいものです。
所で作品はというと、かなり好きです。「How Stella got groove back」みたいな、美しい背景としてのジャマイカもいいんでしょうが、私は断然こちらの生のジャマイカが面白いと思いました。「How Stella」とは、時代も背景も違うので、比べても仕方ないんですが。
何がいいって、一番いいのは、音楽ですね。レゲエ。レゲエというと、ボブ・マーリーですが、私はなぜかこの主人公を演じたジミー・クリフが大好きです。「Many rivers to cross」をいつ聞いても、涙ぐみます。色んな人が歌いましたが、やっぱりジミー・クリフのが最高です。
ちょっとしたロードムービーでありながら、音楽を上手く取り入れた成功記でもありながら、娯楽的なギャング映画になっているのが、凄いです。しかも、メッセージたっぷり。しかも、マカロニウエスタン的でもあったり... それでいて、ジミー・クリフのファッションが最高に可愛い。何となく、メルヴィン・ヴァン・ピープルスの「スウィートバック」を意識した作りでもありますね。
ジャマイカ史に残る名作ですね。
(4.75点/5点満点中:DVDにて観賞)