メルヴィン・ヴァン・ピープルスが、有名な「スウィートバック」の前にフランスで製作した映画です。彼にとっては、長編作品の第一弾です。
この映画が見られるなんて、「Xenon Pictures, Inc. | Independent. Always.」のお陰です。今までは「スウィートバック」だけDVD化されていたが、今回は幾つか他の作品がDVD化された。ちなみに「ドルマイト」っていうカルトB級コメディアクション映画も、ここで出してるんですね。拍手です。でもね、English Subtitleって普通は「英語字幕」で、英語で話していても、英語字幕が出るんですよ。所が、この映画はフランス語の部分だけ「英語字幕」なんですわ。間違ってないんだけど。
その中でも、どうしても見たかったのが、この作品。ヴァン・ピープルスらしい斬新な映像ですね。音楽の使い方も、彼らしい。内容も、この上ないくらいに面白い。アメリカで映画が撮れないなら、フランスなら作家になって本を出版すれば監督になれるらしいと知り、フランスに渡って本を出版しちゃって監督になっちゃう辺りのバイタリティは凄いです。普通に考えて凄い事です。苦労して映画を作る事までは出来るのかもしれないけれど、「素晴らしい」映画を作る事は人並みじゃないです。
キャストも凄いです。
Xenonにも改めて感謝!
(5点満点:DVDにて観賞)