"30 for 30" Winning Time: Reggie Miller vs. The New York Knicks / 日本未公開 (2010) 864本目
スポーツ専門チャンネルESPNが記念して作った30作品の1つ。このシリーズではアイス・キューブが「"30 for 30" Straight Outta LA / 日本未公開 (2010)」にて監督デビューしているので、それを見たいなーとは思っているんですが、放送時間調べるのが面倒で...ヾ(;´▽`A`` そしたら、丁度この映画が放送するので見ちゃいました。思っていた以上に面白かった!!
レジー・ミラー。お姉ちゃんのシェリル・ミラーが超有名。でも残念な事に彼女が現役の時には、アメリカではまだWNBAが発足していなかった。発足していたら、彼女は女マイケル・ジョーダンになっていたでしょうね。多分WNBAも、今よりも人気出たかもしれない。それくらいに凄い女性バスケットボール選手。今はNBAの試合で選手にコメントを聞いたりするリポーターなんかをやっている。たまに弟のレジーと一緒になる。スポーツ界では兄の影になるという事はあるけれど、姉の影になるという事は滅多にないと思う。レジーも同じジャンルを選んだ以上、その運命を背負ってしまったんですね。もう一人の兄弟は野球に進んだらしい。賢明かもしれない。でもそのレジーの運命はレジーを変えていく。プレイ中にも姉について色々言われたんでしょうね。レジーはトラッシュトーカー(言葉で挑発・威嚇)としても成長していく。あの端整な顔立ちからは想像出来ない。同じ時代のトラッシュトーカーだったゲイリー・ペイトンは、何となくマーティン・ローレンスに感じが似ているので、トラッシュトーカーの風格はある。プレイ中に話しかけて、集中力を散漫させる作戦もある。有名なのでは、メイルマン(郵便配達人)のニックネームを持つカール・マローンが、ファイナルの時のフリースローのチャンスで、スコッティ・ピペンに「覚えておけよ、メイルマンは日曜には配達しないもんだぜ、カール」と言われて、大事なフリースローを外した事がある。丁度日曜日の試合だった。ピペン、笑点の大喜利並に上手い事言ってる。そしてレジーと言えば、スパイク・リーとの確執が有名。1994年のカンファレンスファイナルで、ニューヨーク・ニックスと対戦したのが、レジー・ミラー率いるインディアナ・ペイサーズ。スパイク・リーはシーズンチケットを買っているサイドラインの一番前のいつもの席で観戦。ペイサーズのスター選手であるレジーを野次っていた。しかしその野次がレジーに火をつけてしまう。順調に勝っていたニックスだったが、一番最後の4Thクォーターでレジーは25得点という驚異的な得点をあげる。しかも得意な3ポイントラインまでわざわざ下がって得点する事もあった。野次っていたスパイク・リーもさすがに言葉を失う。そしてペイサーズは勝った。それによってスパイク・リーはニックスファンから「黙ってろ!」とバッシングされ、新聞や雑誌でも大きく取り上げられる事になった。そこから、レジー・ミラーとニューヨーク・ニックス及びマジソンスクエアガーデンとの数奇な運命が始まっていく。スパイク・リーからレジー本人に、チームメイトが当時を語ってます。その事だけでなくて、レジー・ミラーの生い立ちから姉シェリルとの関係、そしてインディアナとバスケットの関係までを色々と探っていく。ラストが素晴らしいですねー。スポーツっていいなって。
それにしてもこの試合をテレビでリアルタイムで見ていたんですよー。ニックスは嫌いだったけど、アンソニー・メイソンが大好きでね。ペニー・ハーダウェイが登場する前までは、メイソンが私のお気に入り。と夫に言ったら、たいそう驚かれた。「メイソンって、人殺してそう!(殺してません!)」って。その極悪人顔のメイソンも登場してきて、当時を語ってます。メイソンの苦労話が好きでね。って、言ったらジョン・スタークスもそうだけど、スタークスは苦手だったわー。マドンナと関係したらしいと聞いたので、エロっ!って思ってましたから。というかさ、そのリアルタイムで見ていた映像が、物凄く古く感じたのがショックでした... まだ1994年じゃん!と思うのだけど、1994年生まれは立派な17歳になってるのよねー。
丁度書いている日が今年のNBAファイナルの日。ダラスが勝ちました。やっぱりNBAはこの1990年代が一番面白かったですねー。ジョーダンの居ない空白の時も、チャールズ・バークリーとかカール・マローンとかパトリック・ユーイングにアキーム・オラジュワンがここぞとばかりにハッスルしていたし、この時代のスター選手は今とは違ってチームをあんまり移動しなかったのもあって、もっと地域密着型だったかなーと。情があったよね。
レジー好きのお友達を思い出しました。最近連絡してませんが、元気かなー。
(4.75点/5点満点中:TV放映にて鑑賞)
Moon Over Harlem / 日本未公開 (1939)
Cast >> Buddy Harris (Dollar Bill), Cora Green (Minnie), Izinetta Wilcox (Sue) ...
Director >> Edgar G. Ulmer
Writer >> Mathew Mathews (story), Shirley Ulmer (screenplay), Frank Wilson
Producer >> Edgar G. Ulmer, Benjamin F. Resnick, Alfred N. Sack
Genre >> Crime
Country >> USA
総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 4
Trend gang movies into social problems
ハーレムの一角のアパートでダラービル(バディ・ハリス)とミニー(コラ・グリーン)が結婚式を挙げていた。ミニーには美しい高校生の娘スー(イジネッタ・ウィルコックス)が居て、結婚式に出席していた。別室でスーとダラービルは2人きりになると、ダラービルはスーを襲おうとした。スーは恋人のボブに話し、後日ダラービルと喧嘩になった。しかし母のミニーはその事を知らず、スーは母に話すが信じてもらえずに家出をしてしまい...
チェコからアメリカにやって来て、低予算映画を多産していたエドガー・G・ウルマーのハーレムを舞台にしたフィルム・ノワール。オープニングから、当時は全盛期のピークを迎えていたアポロ劇場にサヴォイ・ボールルームにコットン・クラブの夜の華やかな雰囲気が映し出され、観客はわくわくした気持ちになる。その華やかなハーレムで結婚するのはハーレムのギャングであるダラービルと、騙されているミニー。そして高校生の娘スーが犠牲となってしまう。クラブで歌ったり踊ったりシーンがあって、当時を映し出しているが、その中に今でも通用する社会的問題を入れているのが面白い。そして当時の流行であったギャング映画でもある。しかし低予算で作られた為に保存状態も悪く、画像も音も悪いのが残念。
この時代のエンタテイメントが好きな人には面白い作品。だってあの時代のハーレムが楽しめる作品なんだから。
(4/11/11:DVDにて鑑賞)
アンソニー・マッキー&ジェイミー・フォックス
先日お伝えした時にはまだ噂段階だったのが、アンソニー・マッキーが「Gangster Squad」という映画に出演するというニュース。そのニュースがヴァラエティ誌で正式にキャスティングされた伝えられている。この作品でマッキーはライアン・ゴスリングやショーン・ペンとジョシュ・ブローリンやマイケル・ペーニャと共演する予定。先日はどの役をマッキーが演じるか分からないとの事だったが、今回は明らかになっている。ロッキー・ワシントンという役でLA市警初の黒人警部補となった男で、ブローリンとゴスリングが演じる役を雇い、ショーン・ペン演じる悪党を追う。
との事だったが、ソース記事のインディワイヤーによると、制作を予定しているワーナー側から聞いた所によると、アンソニー・マッキーの出演は単なる噂で、実際にはジェイミー・フォックスに出演を依頼しているとの事。しかしジェイミー・フォックスはスケジュールの関係で断っており、その代わりに浮上している噂がアンソニー・マッキーとの事。しかしマッキーもブラッド・ピットと共演する「World War Z」への出演を決めているので、スケジュール的にはやはりキツイ。また、トム・ハンクスがこの映画に参加するかも?との事。
http://blogs.indiewire.com/theplaylist/archives/anthony_mackie_confirmed_for_gangster_squad/
結局誰がロッキー・ワシントン役で出演するのか分からず...
ウーピー・ゴールドバーグ
女性コメディアンとして女優として大成功を収めたウーピー・ゴールドバーグ。そのウーピー・ゴールドバーグが監督としてコメディアンヌの第一人者ジャッキー・”マムス”・マーブリーのドキュメンタリー映画を制作中との噂。出来ればトライベッカ映画祭での公開を望んでいる。それに加えて、ゴールドバーグの一人芝居でマムスのジョークが組み込まれた「Moms」も考えているとの事。
これは実現して欲しい!マムスについては、こちら。
Dark Tide / 日本未公開 (2011)
ハリ・ベリーの出産後復帰2作目となるスリラー映画「Dark Tide / ダーク・タイド (2012)」の予告編。この作品での共演をきっかけにオリヴィエ・マルティネスと交際を始めたのは、ご存知の通り。この作品自体はまだアメリカでも公開が決まっておらず、実はこの予告編の評判も悪い為に、もしかしたらビデオスルーとなる可能性もあるとの事。
http://vimeo.com/25101889(Vimeoなので←のリンク先でどうぞ。はてな〜!)