ネイト・パーカー
デンゼル・ワシントン監督の「The Great Debaters / グレート・ディベーター 栄光の教室 (2007)」で有名になった若手俳優のネイト・パーカーが公民権運動のベン・チャヴィスを演じる事になった。ティモシー・タイソンが書いた「Blood Done Sign My Name」が原作の映画化となる。1970年にノースカロライナの小さな町で起きた殺人事件が書かれていて、白人の親子が黒人を殺したとの罪で告発されていたが無罪になった実際の事件が元となっている。「Waiting to Exhale / ため息つかせて (1995)」のレイラ・ラションやダリン・ヘンソン等も出演する。主役の白人の親子には子役で有名となったリック・シュロイダ−が演じる。
パーカーが演じるベン・チャヴィスはその事件が起きたノースカロライナのオックスフォード出身で、12歳にてそこで人種隔離されていた図書館にて図書カードを手に入れる為に活躍した早熟な運動家。大学在学中にキング牧師に師事し、ノースカロイラナ地区のSCLC等様々な団体で活動した。今はラッセル・シモンズと組んでヒップホップを通して若者への政治参加を呼びかける「Hip Hop Summit」の共同創設者。
Blood Done Sign My Name: A True Story
- 作者: Timothy B. Tyson
- 出版社/メーカー: Crown
- 発売日: 2004/05/18
- メディア: ハードカバー
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