長年レイトナイトショーの司会を務めていたジェイ・レノが後輩のコナン・オブライエンに司会の座を譲って以来、各局はその穴を奪おうと必死になっている。その白羽の矢が立ったのは、マイノリティのコメディアン達。中でもヒスパニックのコメディアンであるジョージ・ロペスの「Lopez Tonight」は、大統領選の時に応援としてロペスがヒスパニックを中心に投票を呼びかけた事から、初回にはオバマ大統領が特別出演して視聴率を稼ぎ出した。そしてフォックスでは週1だが、歯に着せぬものを言うコメディアンヌのワンダ・サイクスを採用。BETは、同じくコメディアンヌのモニークを起用して、月曜から金曜の夜で秋から放送する。
90年代にも同じ現象があって、その時はArsenio Hall (アーセニオ・ホール)が黒人司会者として始めて「アーセニオ・ホール・ショー」を夜のトークショーとして成功させ、キーネン・アイボリー・ウェイアンズが1997年から1年間夜のトークショーを担当し、黒人のコメディアンが司会を担当するのが続いた。しかし全く同じ時間に後輩のコメディアンのクリス・スペンサー（2人は「Don't Be a Menace to South Central While Drinking Your Juice in the Hood / ポップ・ガン (1996)で共演）が「Vibe」を担当して、両者が共倒れした。
今度はどうなりますか...
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