ハムレット - シェイクスピア
- 作者: ウィリアムシェイクスピア,William Shakespeare,福田恒存
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1967/09/27
- メディア: 文庫
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古本を買ったのですが、前に読んだ人が線を引いて何箇所か線を引いています。その中で一番気になったのが
「悲しみというやつは、いつもひとりではやってこない。かならず、あとから束になって押しよせてくるのだ」
という箇所に線が引いてありました。
きっと前の持ち主はドラマチックで悲劇的な人だったに違いない... まさにハムレットのような人だったかも?
こちらも後半にある訳者福田恒存氏の文章が面白いです。特に「シェイクスピア劇の演出」は、今後映画を見ていく上でも非常に面白くなりそうだ。
やっと学生の頃から苦手だと思っていたシェイクスピアを克服出来た気がする。これで負い目に思うこともないかも。でもこんな面白いんだったら、学生の頃にちゃんと読んで勉強して、もっとまともな論文書けば良かったと反省し負い目を感じる。