- 作者: 中山康樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/02/18
- メディア: 新書
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ドン・チードルがマイルス・デイヴィス演じる予定なので予習っす。っていうか、マイルス・デイヴィスは知っているようで知らないでしょう?私だけ?いや、大まかな事は分かってはいるつもりなのですが、もっと突っ込んだ彼を知りたいと... 本屋でこの名前が飛び込んできたのですよ。
マイルスを予習するには丁度いい内容だったと思います。マイルスの人なりにも迫っていますが、どちらかといったら彼の音楽の方にもっと焦点が当っているので、アルバム全部欲しくなりましたー。はい、単純っす。最後のエピローグの部分は、ツーンと涙がこぼれましたわ。私にも書かせてくれ..「デーモン・ウェイアンズ コメディを超えて」。エピローグでみんなを泣かせるよ。っていうか、デーモンとは思い出のエピソード無いか。残念。
いつも思うのですが、長年音楽業界に居る人っていうのは、新しい音楽を自分でオリジナルで作りそして時代を作りつつ、且つ流行っている音楽を上手く自分の物にする事も出来る人たちですよね。人の真似は簡単なんですよ。オリジナルでどれだけ自分で出来るかです。最近、どこかで松本人志氏が、ブラックマヨネーズの漫才をえらく気に入っているというのを読みました。松ちゃんは、漫才で新しい時代を築いた人ですからね。確かに最近の漫才は、ダウンタウンの真似が多かった。でも、ブラックマヨネーズは自分達にしか出来ないオリジナルな漫才を作り続けた訳ですよ。ずっとM1で決勝に行けずに敗退しながらも、2005年決勝まで頑張ったわけですよ。松ちゃんは、ブラマヨのその部分を非常に高くかってるんだろうなーと思います。一から自分で作り上げて行くのは、本当に難しい事です。逆に言えば、今まで後からの芸人達が自分が一から作り上げた物を使われたのは、松ちゃんにとっても非常に悔しかったのではないか...と思います。
はい、とことんズレましたが、芸術をオリジナルで作り上げたマイルス・ディヴィス。というか、オリジナルだから芸術なんですよね。アルバム揃えるぞ...
あー、早くドンチーのマイルスが見たい。