昨夜は「マーチ・マッドネス」の最終章。NCAA大学バスケットのトーナメントの優勝決定戦でした。顔合わせは、何とフットボールと全く同じで、フロリダ大とオハイオ大。フットボールの際には、大方の予想はオハイオ大有利でしたが、フロリダ大が勝ちました。今回は、フロリダ大が大有利。結果は...フロリダ大が勝ちました。私の予想通りです!おほほ〜。ってかね、オスカー予想が大方外れたのにね、バスケは当てるってどういう事よ!...
フロリダ大のマスコットは、フロリダ名物ワニさんです。各メディアでは、フロリダに負けると「ワニに噛まれた」という表現をしたりします。オハイオ大は今年2度も大事な所で噛まれちゃいました。応援の仕方もフロリダ大は、両手を前に突き出して、ワニの口を作り、噛むポーズをするんです。オハイオは、ヴィレッジ・ピープル...というか、西城秀樹の「YMCA」みたいな振り付けで「OHIO」を作るんです。
フロリダ大はね、昔のクリス・ウェバーやジュワン・ハワードが居たときのミシガン大の「ファブ・ファイブ」ほどじゃないけれど、それなりにスター選手が揃っていてバランス取れてるんですよね。オハイオ大は、オーデンだけですからね、分が悪いです。でも来年からは、フロリダ大も顔ぶれ変わるし、また違う大学バスケが楽しめそうですわ。
で、彼らの姿を見ていて思ったんですが、時代って変わりましたよね。何て言うか、アメリカ人男性=ママじゃないですか。何かあると、大抵は「ママに感謝」とか「ママ見てる?」とか... 私と同世代はね、マザコンというかが多かった気がするんですよね。シングルマザーで育てた人が多い世代というか... NBAでも有名になるのは、アイバーソンのママとかでしたよね。所がね、優勝したフロリダ大でMVPにも選ばれたコリー・ブリューワーが優勝インタビューで「父さんに感謝したい」と。で、今回観戦しに来ていた人も、なぜかパパ連中が多かった。フロリダ大の42番の子もパパは、自分の息子の背番号入りのピッチピチのユニフォームを着て毎回会場で色んな表情で見ていたのが印象的。もちろんママ達も来てましたよ、でも42番のパパみたいに毎回の人は居なかったかな。昔に比べると圧倒的にパパも増えてきたのです。世代が違うなーと1番最初に感じたのが、私ご贔屓のジャスパー・レッド君も、堂々と自分のヒーロー欄に「Dad」と書いていたのですよ。私より1つ下の世代からは、「パパ」も家庭に戻った証拠ですかね?うちの夫にも、すぐにそれを言ったんですよ。何か「パパ」っていう人増えたねーって。夫は「下の世代は、逆に母親が外に出てキャリアを築いた時代なのかもね」と。この前の映画というか、今日感想をあげた「Daddy's Little Girls」もそんな一面かなーって思いますよね。
いや、もちろん色んな人達が存在する訳ですが... 私よりも上の世代のクリス・ロックは、確実にファザコンですしね。
でも、NCAA1つでも時代というか見えてきますね。面白いものです。っていうか、楽しみ一つ消えた...青春終わった。