Cast >> Antonio Banderas (Pierre Dulaine), Rob Brown (Rock), Yaya DaCosta (LaRhette), Alfre Woodard (Principal Augustine James), Dante Basco (Ramos), John Ortiz (Joe Temple), Laura Benanti (Tina), Marcus T. Paulk (Eddie), Jenna Dewan (Sasha) ....
Director >> Liz Friedlander
Writer >> Dianne Houston
Producer >> Christopher Godsick, Michelle Grace ....
総合ポイント >> 4.25/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 5 Direct >> 4 Music >> 4
The Leading Man
ニューヨークに住む高校生のロック(ロブ・ブラウン)は、楽しみにしていた学校のダンスパーティに、チケットが濡れているという理由だけで会場に入れずにいた。そんなロックを見て、悪い仲間達が校長(アルフレ・ウッダード)の車に悪戯することを勧めた。たまたま通りかかったダンス講師のピエール(アントニオ・バンデラス)が、その様子を目撃していた。ピエールは翌日学校に出向き、ボランティアを申し出た。素行が悪くて学校終了後に補修を受けている学生達に、ダンスを教える事となり...
出来すぎた話のように思えたけれど、それでも映画を見た後は気分爽快だ。ダンスそのものの面白さとか芸術性もあるのかもしれないけれど、とにかく面白い。主人公のピエール・デュラインという人が、とっても前向きで魅力的。自分の情熱を捧げているダンスを通して、人々に人生を伝えていくというのが、とっても面白かったように思える。みんな役を通じて、どんどんピエールに惹かれていく表情も素晴らしかった。ピエールという人と、その人を演じたアントニオ・バンデラスの魅力が上手くミックスされていたように思える。それは、バンデラスとダンスをした時の校長役のアルフレ・ウッダードの表情に全て凝縮されている。
内容もリードする人(導く人)が立派だと、後に上手く続いていく。ピエールが信じるダンスの理論が上手く物語化されていて素晴らしい。
(9/6/06:DVDにて観賞)