Cast >> Julius Erving (Moses Guthrie), Jonathan Winters (H.S. and Harvey Tilson), Meadowlark Lemon (Rev. Grady Jackson), Kareem Abdul-Jabbar (Himself), Margaret Avery (Toby Millman), James Bond III (Tyrone Millman), Flip Wilson (Coach 'Jock' Delaney), Marv Albert (Himself), Debbie Allen (Ola), Dwayne Mooney (Benny Rae), Daryl Mooney (Kenny Rae) .....
Director >> Gilbert Moses
Writer >> David Dashev, Gary Stromberg ....
Producer >> David Dashev, Gary Stromberg
総合ポイント >> 4点/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 3 Direct >> 4 Music >> 5
ドクターによる、バスケットボール講義
ピッツバーグのプロバスケットボールチームは、最低なシーズンを迎えていた。スター選手が数多くいるものの、そのスター選手はプレーも性格も我がままで、シーズン途中で勝手に辞めてしまい、殆どの選手がチームを去った。そのチームでボールボーイをしている小学生のタイロンは、チームの勝利の為にあるアイデアが浮かんだ。チームに唯一残った選手のモーゼスは、そのアイデアを受け入れたが...
バスケットボールの面白さは、人それぞれで沢山あると思う。けれども、やっぱり一番に目が行くのが、スター選手の神技のダンクを始めとしたシュートにあると思う。
この映画の主役は、バスケットボールの中でも一番であるNBAの選手、ジュリアス・アーヴィング。しかも、現役の時に出演しており、公開翌年にファイナルまで進んでいるので、彼自身脂がのっていた時期だろう。その彼のバスケットの面白さが存分に楽しめる。ジュリアス・アーヴィング、別名DR.Jは、バスケットゴールの更に上で勝負する、現代バスケットボールを作り、尊敬の意味を込めて「DR」のニックネームがついた人。さすが「DR」の称号を持つだけあって、貫禄があって、凄くカッコいい。演技ではさすがに完敗だが、その貫禄とカッコよさは、デンゼル・ワシントンに負けない位だ。
更に、この映画には「ハーレム・グローブトロッターズ」の選手が出ていたりするので、NBAとはまた違ったバスケットの面白さも見れるのがいい。それだけでなく、ベテランダンサーであり、女優、またはプロデューサーとしても認められている、デビー・アレンの初々しいながらも、天真爛漫の姿で踊る姿や、スピナーズやシルヴァーズがちょこっと歌ったり楽しいシーンも多い。
バスケットのドクターの称号を持つ、ジュリアス・アーヴィングの講義は、神技で魅了しつつ、他の人々のアシストも楽しい、映画もバスケもお互いの協力が大事!
(8/23/05:ビデオにて観賞)