Cast >> Jamie Foxx, Morris Chestnut, Gabrielle Union ....
Dir >> Daniel Taplitz
Point >> 3.75
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 5
ジェイミー・フォックスとガブリエル・ユニオンの今後。
ジェイミー・フォックスは、続く新作でトム・クルーズと共演した「コラテラル」で、既にオスカー助演候補の声が高い。そればかりか、自身が主演の「Ray」では、故レイ・チャールズを演じ、オスカーの主演ノミネートか?とも言われている。音楽でも才能を発揮する彼はトゥイスタとカンイェ・ウエストと共演した曲「Slow Jam」でも大ヒットを飛ばした。今、正にフォックスの時代だ。そんな彼の才能が見れる作品だ。確かに、フォックスは、デンゼル・ワシントンのように、皆が認めるカッコいいルックスでは無いかもしれない。けれど、この映画でのフォックスは、最高にカッコいい、熱い。オーラに包まれたような彼の姿をスクリーンで見ると、他の共演者とは何か違う存在感を明らかに感じる。
その相手役を務めたガブリエル・ユニオン。いつもは、彼女の魅力に気が付かなかった私だけど、今回の彼女はとってもチャーミング。素朴な演技が良かった。髪を切った時の表情もいい。いつもバービー人形みたいな演技だったから、やっと人間らしい彼女が見れた気がする。
今回何よりもこの映画にピッタリだったのが、へザー・ヘッドリーの歌。最高に映画を盛り上げていた。
けれど、こういうロマンチックコメディで必ず見るガブリエル・ユニオンとモリス・チェスナット。この2人を見ると、どうしても全て「同じ映画」に見えてしまうのが残念。確かに2人とも、この手の映画にピッタリな2人ではあるけれど、毎回では、観客はデジャブを感じる。
ロマンチック・コメディこそ、早くルールを破って(Breakin’All the Rule)、早く新しい何か違う物を見たいと感じた。
(7/21/04)
http://d.hatena.ne.jp/asin/B0002VYLEI