ロビン・ウィリアムスが出ていたオリジナルの『ジュマンジ』。私にはノスタルジックな映画。この映画が撮影された町に高校時代の夏休みにホームステイしていた。当時はちょっとしたホームステイブームだったのですよ。って書くとね、実家はお金あるような感じに見える...それも悪くはないが、それ以上に頑張る私をアピールしたいので、書きますが... 高校入ってすぐにバイトを始め、母に「何か目標があった方がバイト続けやすいんじゃない?そうだあんたは英語好きだから、アメリカに行くっていうのは?」と言われ、それならホームステイしたいなーと、バイト代を貯めて行きました(ね?頑張り屋さんでしょ!)。決めたのはボストンで1か月だったのですが、たどり着いた先はニューハンプシャー!なんで?と涙目。でもまあニューハンプシャーは消費税が無かったりといい旅でしたよ。そして、その何年か後に『ジュマンジ』完成。ホストマザーがピンボケたロビン・ウィリアムスの写真を何枚か送ってくれました。町は大フィーバーだったみたいです。という読者の皆さまには全く興味が沸かないノスタルジックな思い出に浸りながら、ロック様とケヴィン・ハートが『Central Intelligence / セントラル・インテリジェンス (2016)』に続いて共演したこのリメイク作品を!
1996年、海辺の砂浜にてティーンの少年が「ジュマンジ」を見つけた。何気に自分の部屋に置いて、夜ビデオゲームを始めたら、光を放った... そして今、フットボールの有望選手”フリッジ(冷蔵庫)”(サーダリウス・ブレイン)は、スペンサー(アレックス・ウルフ)に宿題をやらせていたが、バレて2人は校長に呼び出された。ベサニー(マディソン・アイゼマン)とマーサ(モーガン・ターナー)も何か問題があり居た。4人は罰として居残り授業を言い渡され、学校の倉庫の片づけを命じられた。そこで随分と形の古いビデオゲームを発見。4人は何気にそのロールプレイングゲーム始め、スペンサーはスモルダー・ブレイブストーン博士、フリッジは動物博士のフランクリン・"ムース"・フィンバー、マーサはルビー・ラウンドハウス、ベサニーはシェリー・オベロン教授を選択した。そのゲームは「ジュマンジ」であった...
もうね、面白かった!ちょっとネタバレになるので、わざとロック様とかの名前は敢えて上では書きませんでした。オリジナルには上で書いたように相当な思い出があるのですが、実は作品自体はそんなに好きじゃなかった(あ!)。でも、このリメイクは最高ーーーに笑える。最近は、リメイク作品=駄作っていう風に思われておりますし、実際そうだったりしますが、これは違う!オリジナルの『ジュマンジ』はボードゲームだったけれど、今回はビデオゲーム。でも今やビデオゲームも初期のファミコンとかはレトロ化しているじゃないですか?そんな昔のファミコン時代のあるあるがネタにされていたりと、いい感じで現代にアップデートされていているのが上手くて最高に面白い。オリジナルから23年の時代のギャップを見事に面白くしている!そして切なくもしている!のが上手いなーと。そして適材適所で頑張っている!『セントラル・インテリジェンス』同様にムキムキのロック様と小さいケヴィン・ハートの特性を上手く利用。アクションはロック様が多め、しゃべりはケヴィン・ハート、存在感はジャック・ブラックと、その役割が最高なのです。もうジャック・ブラック最高ですよ!なんか滅茶苦茶好きになった。だって可愛いんだもん!そして、ニック・ジョナスも出ているのだけど、彼も良い。そして女性陣も可愛い!
なんていうか、アクションと笑いとドラマのバランスが最高な形でこの大作には詰まっている。正直、ロック様とケヴィン・ハートとジャック・ブラックが『ジュマンジ』という作品で、それをやってくれるとは思わなかった!超おススメです。
Jumanji: Welcome to the Jungle / ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (2017)(5点満点:おまけ本目)
http://www.jumanji.jp/