なぜかアメリカで劇場公開されたロマンチックコメディ映画!と説明したくなる作品です。有名な監督ではない+有名俳優もそんなに出ていない+映画祭で話題になった訳ではない...という3重苦なのに劇場公開されたんですよね。まあ単館ですけどね。
映画の説明はしません!ポスター観て思った通りの事が起きて、思った通りに終わりますので。ご想像にお任せして大丈夫です。いちよう説明すると、「The Bounce Back Book」という恋愛系セルフヘルプ本を元に制作。その本の作家がシーマー・ムーア(日本ではシェマー・ムーアらしいですが、昔本人が名前の発音についてShe-marだと言っておりました)が演じた男という訳です。
この映画で私が思った通りではなかったのは、「君がケビン・デュラントで俺はラッセル・ウエストブルックだろ!」という台詞。この映画ではリーダーでデュラントの君を俺はウエストブルックとしてアシストするよという「名コンビの代名詞」として使われている。2016年の独立記念日である7月4日にデュラントが他チームへの移籍を発表し、それからはその発表の仕方など色々とありまして「喧嘩している2人の代名詞」へと変わってしまいました。この映画はその2016年7月3日前の台詞。単館で公開された公開時には、その台詞の意図通りだったのに、DVDが発売された2017年4月には意味不明な台詞へとなってしまった!この脚本家の落ち度ではなく、完全に移動して後から「友達じゃない」とか言っていたあの人のせいですけど!!!こんな台詞は訳者さん泣かせだよね。古臭くなるかもだけど、「君がマイケル・ジョーダンで俺はスコッティ・ピペンだろ!」だったら、この台詞のニュアンスは一生変わらなかったのに!嗚呼!!!
見どころはやっぱりシーマー・ムーアの彫刻のような筋肉と、相手役の女性のスカートの短さでしょうか。何度か見え...どうでも良いですね!
The Bounce Back / 日本未公開 (2016)(3点:1551本目)