マイケル・ジェイ・ホワイト先生の監督第2作目だよ!『Never Back Down』シリーズとしては3作目。私もMJW先生と書いたり、MJW師匠と書いたりしちゃうのですが、この映画に関しては「先生」を使います。そういう映画ですからー!若者が格闘技と人生の「先生」を得て、成長していくシリーズですからー!という事で、MJW先生は1作目は出てないし関係ないけど、「2」からいきなり監督デビューして、そのまま引き取ってしまったNBDシリーズです。結論から書いちゃいますけど、これは良い!MJW先生作品の中でも上位にランクするであろう作品。という位に良い!という事で今回、MJW先生から指導をいただくのは、なんとジョシュ・バーネット!元UFJ王者のバーネットなら指導要らずじゃないか!とお思いでしょう。でも格闘技の世界は日々鍛錬。しかも下り坂の主人公って事で、これは後期の『ロッキー』シリーズを思わせる...そう、MJW先生的『ロッキー3』なのがこの作品なのだ!とは言え、MJW先生も自身で『ブラック・ダイナマイト』とか作ったりして面白い一面も見せちゃったりしているじゃないですか?そんなMJW先生の映画制作者としての成長も惜しむ所なく見せている。渋いトレーニング→面白いセリフ→カッコいいアクションシーン→セクシーなシーン→トニー・ジャーひたすら叫ぶ!みたいな、飽きない展開。そして「俺たちステロイドなんて絶対に使わない!」っていう硬派な格闘家としての信念も見せる。でさ、カメオ出演者の使い方まで上手いんだ。トニー・ジャーは書いたように、ただひたすら叫ぶのみ!で使用する贅沢さ、そしてジージャー・ヤーニンはどのように使われたのか伏せておくけれど、滅茶苦茶カッコいいので期待して欲しい。更にはクイントン・ランページ・ジャクソンね。これは笑ってしまった!MJWの新妻が今回の映画のお相手。髪型だけで、こんなにイメージ違うんだ!とびっくりした。で、最後はONYXの曲ぅーーー!余りの完璧さに痺れた。(4.75点)
Never Back Down: No Surrender / マッド・ウォーリアーズ 頂上決戦 (2016)