Jazz on a Summer's Day / 真夏の夜のジャズ (1959) 1483本目
1999年に国立映画登録簿入りしているドキュメンタリー映画...となると、凄い作品に間違いない。こっちも構えて見ちゃいますよね。夏ですもの、ジャズでしょう!ファッション誌のカメラマンで、戦争時には徴兵で日本でも写真を撮っていた若きバート・スターンが監督。まだ若い時期で、「このフェスティバルを撮っておかないと!」という使命的なものを感じたという。ゴードン・パークスもそうですけど、元々写真家が撮る映画は大抵が光の使い方とか上手くて綺麗。同じフィルムで撮ったのか?と思う程。そしてこの映画の場合は、ルイ・アームストロングやセロニアス・モンクにダイナ・ワシントンにマヘリア・ジャクソンにチャック・ベリーなどというジャズ(ロック)界の巨匠たちの姿がその綺麗な映像に残されているのだ!って事ですよ!!だから登録簿入り出来た訳です。でも残念なのが、ニューポート・ジャズ・フェスティバルを追っただけでなく、一緒に?開催されていたヨットのアメリカ・カップのトライアルも追っているので、時にそのヨットの映像に切り替わるのが残念だった。あと、観客の表情の長回しも要らないよね。ちょっとなら雰囲気が伝わるからいいけど。それよりステージの凄い人達の表情が見たい!(4.5点)
Jazz on a Summer's Day / 真夏の夜のジャズ (1959)