Netflixとは、この12月で丁度10年の付き合いになります。引っ越してもずっと一緒。色々ありました。でも、9月の始めにキャンセルしてやりました!っていうのも、この映画を1番にしているのに、なかなか送ってこねー!全然こねー!他の新作も送って来なくなりましたね。どうやら所謂ブラックリスト入りしたみたい。というのも、ストリーミングを足したので、DVDを1枚減らしたんですよ。そしたら、リスト入り。前に4枚から3枚に減らした時は平気だったのに!!と、Netfilxも段々厳しくなりました。どうしたらいいんだ!と、一回キャンセルしてみた。1か月間辞めました。あんまり変わらない気もするが、とりあえずブラックリストからは脱出出来たかも??多分。という事で、日本でも始まったばかりのNetflixですが、皆さまもお気をつけてお使いくださいませ。10年の付き合いでも厳しい奴...それがNetflixです!
という訳で、私とNetflixを決別させた映画『Freedom』です。単純なタイトルです!我らのビデオスルー男優キューバ・グッティング・ジュニアが主演。逃亡奴隷サミュエルを演じている。彼の家族が逃亡する所から物語は始まる。途中で地下鉄道(Underground railroad)のトーマス・ギャレットと待ち合わせて、彼の手引きでカナダまで逃亡。途中で、サミュエルの祖母が自分たちの祖先の話をし始める。まだまだ小さい少年が母と共に捕えられ、ガンビアの海岸から奴隷船に乗っていた。その奴隷船に乗っていたのが、イギリスのジョン・ニュートンだった。
ジョン・ニュートンとは、あのオバマ大統領が先日スピーチ中に歌った「アメージング・グレイス」の作詞家。彼は奴隷船の船員だったのだ。つまりは、奴隷をぞんざいに扱っていた側。まあこの映画では、奴隷に同情的だったと描かれておりますけどね。でも長い事、奴隷船の船員をやっていたみたいですね。まあ私が何を言いたいのかは、お察しください。そのジョン・ニュートンと、キューバ・グッティング・ジュニア演じるサミュエルとの数奇な運命を描いております。ジョン・ニュートンだけでなく、地下鉄道のトーマス・ギャレットとか、黒人奴隷解放運動家のフレデリック・ダグラスとか出てきます!出てこないけど、地下鉄道のハリエット・タブマンも名前は出てくる!でもフレデリック・ダグラスはこの映画で描かれたよりも、もっと勇敢でカッコ良かったと思う!とはちょっと思った。
最後がちょっと出来過ぎかな?話が上手すぎる。あとちょっとの所で休憩しちゃう奥さん(シャロン・リール)が相当謎だし。私だったら、あんな風にゴールが目の前だったら、今まで以上にスピードアップして走って逃げるね!追われているの分かっている訳だし。まあ感動的なラストの為でもあるのは分かるんだけどね。
「アメージング・グレイス」誕生秘話でもあるので、半ミュージカル的。歌うシーンが多いっす。「スイング・ロウ・スウィート・チャリオット」とかも。ロウの方ね、ダウンじゃなくて。
ところで、キューバ・グッティング・ジュニアの持ち主モンロー役が、デビット・ラッシュだった!!そうだね、私が大ーーー好きな『俺がハマーだ!』のハマー役の人だね!こんな嫌な奴になりがやって!トランク署長に怒られろ!私がモンローの邸宅にバズーカ撃ち込んでやる!!って思いました。
(3.25点/5点満点中:10/4/15:DVDにて鑑賞)