Cast >> Glynn Turman (Isaac / 'Ike'), Louis Gossett Jr. (Reverend Elija Bliss), Joan Pringle (Christella), Carl W. Crudup (Tony), James Watkins (Carl), Fred Pinkard (Theotis Bliss), Jo Anne Meredith (Sara Divine), Alice Jubert (Roberta Bliss / Betty Jo), David McKnight (J.D. Walker) ...
Director >> Arthur Marks
Writer >> Jaison Starkes
Producer >> Arthur Marks
Genre >> Horror
総合ポイント 3.75点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 5 演出 >> 3 音楽 >> 3
"Smoke weed, Don't let mind tricks on you"
1942年ニューオリンズ。食肉解体場で女性が殺され、そして駆けつけた男性も殺された。殺された女性はベティ・ジョー・ウォーカー(アリス・ジュバート)、男性はJ.D.・ウォーカー(デビット・マックナイト)だった。そして今日、アイク(グリン・ターマン)は、明るくリーダー的な男で、弁護士を目指している学生で、今はタクシー運転手で生計を立てている。妻のクリステラ(ジョーン・プリングル)も献身的に支えていた。ある日、2人が友達とダブルデートし、そこで催眠術のショーをやる女性のクラブに入った。アイクが催眠術に掛かるのを笑って楽しんでいた。しかしそこでアイクには、J.D.の悪霊がついてしまう。アイクは頭痛に悩まされ、そして徐々にJ.D.の性格などが出始める。J.D.はハスラーで女遊びが酷くてナンバー賭博などをし、ナイフを持ち歩くアイクとは正反対の男だったのだ。J.D.の悪霊は、自分と妹のベティ・ジョーを殺した男へのリベンジを果たすべく、アイクの体を使うが...
アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ制作のホラー映画。ワースト映画と評される事が多い。でもなにこれ面白い!!グリン・ターマンが正反対な男を熱く好演していて、引き込まれる。滅茶苦茶いい奴が滅茶苦茶悪い奴になってしまう苦悩、そしてどうしても自分の死を解決してやるぞ!という執念の両方をターマンの演技から感じ、とても切なくなる。そしてJ.D.役のマックナイトからも怨念を感じて、鏡に映ると結構怖い。うわ!っとなる。最高だ。そしてなんと言ってもロケーションが良い。撮影はヴァージニアなどでも行われたようだが、ニューオリンズに設定したのが上手かった。当時のバーボンストリートが見れるし、なにしろニューオリンズには幽霊話が多いのだ。あるな!と思わせる。
これは確実に「良い」ワースト映画。人々に好かれるタイプのワースト映画。さすがにターマンがコンクまでしちゃうのは笑ってしまうが、それもある意味怖くてカルトとなった!
(8/8/15:DVDにて鑑賞)