2014年、出た映画がほぼ全部大ヒットした絶好調のケビン・ハートが主演。なので劇場まで足を運んでも良いんだけど、行かなかった。なんとなく予告やポスターなどで惹かれず... っていうのは映画ファンの方なら、その気持ちは理解していただける筈。何か惹かれない映画っていうのもあるものです。でもDVDとかTVなら見てもいいかなっていう映画が。という訳でDVDで見ました。
ダグ(ジョシュ・ギャッド)は”親友”セスに電話し、今度結婚する事になったのでベストマン(新郎付添代表)をしてくれと頼んだ。しかしセスは困惑し、そういう仲じゃないと思っていたと言い電話を切った。他にも色々電話するが、ダグのことすら覚えていないという人まで居た。一方で盛り上がる結婚式でみんなの胸を熱くし魅了する乾杯の音頭をとった男(ケビン・ハート)が居た。乾杯の音頭の後、その結婚の新郎が男にお金を渡した。依頼者との関係は非常にドライでビジネスの関係。お金を貰うとその時点で依頼者との関係は切れる。ダグのフィアンセ(ケイリー・クオコ)は着々と結婚の準備をしていった。彼女はダグに早くベストマンと7人のグルームズマン(新郎付き添い人)を決めて欲しいと言われる。その現場に居たウェディングプランナーのエドムンド(イグナシオ・セリッチオ)はダグの状況を察し、ある男を紹介した。ダグがエドムンドに言われた場所につくと、そこは娯楽施設だった。その地下「ザ・オラクル(ゴールデン・ステイト・ウォーリアーズの本拠地の名でもある)」に男の事務所はあった。そこには数々の結婚式の写真が飾ってあった。その男はジミー(ケビン・ハート)という、結婚式で友達がいない寂しい男たちの為に代理でベストマンを務める「プロ・ベストマン」だったのである。色々なパッケージがあるが、友達が一人もいないダグは未だ誰も頼んだ事のない最大であるベストマンとグルームズマン7人の「ゴールデン・タックス(タキシード)」というパッケージでお願いする。しかも用意する時間は1週間ほど。戸惑うジミーだったが、渋々承諾するが...
が...って、もう大体予測出来るでしょ?ブロマンスをお金で買えるのか?というね。昔は男女関係でこの手の映画は幾つかありましたが...『キャント・バイ・ミー・ラブ』とか、そのリメイクである『Love Don't Cost a Thing / 日本未公開 (2003)』とか。最近は普通の恋愛映画がブロマンスとして甦っておりますよねー。
7人のグルームズマンとか他の登場人物とか結構キャラが濃くで面白い。昔から割りと好きなコメディアンのコリー・ホルコムがいい感じのキャラで嬉しい。後、私のお気に入りはナディア役の女性!滅茶苦茶綺麗。だけど超尻軽い!しかも性格は良い!男にとっては最高の女性だと思うwww。
主役のケビン・ハートはいつものイジラれキャラとは違うけど、物凄い早口でまくし立てていた。もう一人のジョシュ・ギャッドは、これから色々と主演作が控えていて、しかも今回みたく大物コメディアンの相棒としてキャスティングされているので、注目されているんでしょうねー。体格や髪型的にもジョナ・ヒルを思い出す。メガネのジョナ・ヒル。多分、業界からもその方向を期待されているんでしょうね。
彼等が劇中で事務所&バチェラーパーティした娯楽施設、昔にうちの子が小さい時によく連れて行った所だった!あのゴーカードで私は運転の練習していたよwww。うちの子は最初、ゴーカード乗るのに身長が足りなかったけど、そのうちに乗れるようになったんだわーと、子供の成長を思い出し感傷的になるの巻でした。「いぇーい!」と主人公がおバカなっているのに。
まあ全体的には良くあるアメリカンコメディという感じですね。特別感は無い。ポストクレジットの映像があるけれど、それも大して面白くもないし、意味もない。まあDVDで丁度いい映画でしたね。やっぱり。
(3.25点/5点満点中:6/11/15:DVDにて鑑賞)