Whitney / 日本未公開 (2015) (TV)
Cast >> Yaya DaCosta (Whitney Houston), Arlen Escarpeta (Bobby Brown), Yolonda Ross (Robyn Crawford), Suzzanne Douglas (Cissy Houston) ...
Director >> Angela Bassett
Writer >> Shem Bitterman
Producer >> Kyle A. Clark, Lina Wong
Genre >> Biography
総合ポイント 3.25点/5点満点中
内容 >> 3 演技 >> 3 演出 >> 4 音楽 >> 3
"As of tonight, I'm Bobby Brown fan"
ホイットニー・ヒューストン(ヤヤ・ダコスタ)は親友のロビン(ヨロンダ・ロス)と共にソウルトレイン・ミュージック・アワードに向かっていた。そこで会ったのが、歌手のボビー・ブラウン(アーレン・エスカーピータ)だった。話して印象の違ったホイットニーは、ボビーからの突然のデートの誘いを承諾した。次の日、ビバリーヒルズでデートし、徐々に2人の間は親密になっていく。そしてホイットニーのコカインも増えていき...
『ため息つかせて』でホイットニー・ヒューストンと共演したアンジェラ・バセットが「私が撮らなければ誰が撮る?」と監督デビューしてまで制作したTV映画。ホイットニーの生涯というより、ボビー・ブラウンとの関係が語られる映画である。アンジェラは「ホイットニーとボビーの関係はみんなが思っているよりも重要で深い」と語っている。確かにこの映画を観る限り、私達が思っている以上に2人は愛し合っていたのかもしれない。でも、ボビーとの関係ばかりがホイットニーでも無かった。やっぱりホイットニーは歌である。本人の歌が使えない関係で、歌手のデボラ・コックスが吹き替えを担当。デボラ・コックスの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は圧巻であった。が、やっぱりどうせなら本人の曲が聴きたかったというのが本音である。
ボビー・ブラウンの映画はそれはそれで楽しい事と思う。正直見てみたい。でも今回はホイットニー・ヒューストンの映画を期待していた。ホイットニーを観たかった。ホイットニーを蘇らせて欲しかったのだ。
(1/17/15:TV放映にて鑑賞)