Cast >> Hill Harper (Theodorous), David Moscow (Gabe), Laurel Holloman (Samantha), Nicole Ari Parker (Frances), Sandrine Holt (Mona), Lysa Aya Trenier (June), Andre B. Blake (Necco), Jean-Christophe Emo (Francois), Larry Gilliard Jr. (Walter), John Doman (Pop Melville), Phylicia Rashad (Alice Melville) ...
Director >> Kwyn Bader
Writer >> Kwyn Bader
Producer >> David Lancaster
Genre >> Romance
総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 4 音楽 >> 4
If loving you is wrong I don't wanna be right
セオ(ヒル・ハーパー)はガンを持った男から追いかけられていた。たった一度本気で愛した女が他の男の妻だったからだ。セオは幼稚園で初めて恋をしてからを振り返った。幼稚園で好きになった女の子ニッキーは他の男の子とキスをしているのを見て失恋した。16歳頃は、友達の彼女ニナに人知れず恋をした。友達とニナが別れた時に、ニナとは結ばれたが、結局ニナは元彼に戻った。大学に入ると演技のクラスに通っているフランシス(ニコール・アリ・パーカー)に猛烈アタックをして落とすも、彼女は変わっていてキスも気持ち悪いし、セックスなんてもっと気持ち悪い!バージンなのと告白される。しかしなんとか結ばれる。しかしバージンは嘘で、実は彼氏が居て別れた。他の女の子と1回限りの恋をしたが、その元彼に襲われ、足を骨折して大学を無事に卒業。友達とルームメイトになったが、その彼女モナにも誘惑された。色々あって、カフェでウェイターをしている時に毎日来るお客サマンサがいた。彼女もまた人の妻だったのだ...
オバマ大統領のクラスメイトだったヒル・ハーパーが主演のラブコメ。というか、90年代にはこんな感じの小粋なラブコメがあったよね、と思い出させてくれる作品であった。会話も小粋で、ラブシーンも小粋、当時のNYの町並みも小粋、もちろんヒル・ハーパーはもっと小粋。ヒル・ハーパーの好演がとても光る作品。ちょっぴりナードだけど、キモくは絶対にならないで、逆に魅力的に見えちゃうのが、ヒル・ハーパー・マジック。実際にインテリだから、シェイクスピアの話をしてもうっとりしちゃう。でもパンツ一丁で踊るシーンは最高にチャーミングだし、初体験のシーンはダサ可愛い。人の女性を好きになっちゃう悲哀を魅力的に演じていた。歌も意外と上手い!
聖書の中でとても悪い女として描かれているイザベル... それ故にふしだらで悪い女をイザベルという。そんなイザベルな女たちを好きになっちゃうセオを、ヒル・ハーパーが超魅力的に演じている小粋なラブコメの良作!
(10/18/14:VHS録画にて鑑賞)