Cast >> Kevin Costner (Sonny Weaver, Jr.), Jennifer Garner (Ali Parker), Denis Leary (Vince Penn), Frank Langella (Anthony Molina), Tom Welling (Brian Drew), Ellen Burstyn (Barb Weaver), Chadwick Boseman (Vontae Mack), Rosanna Arquette (Angie), Terry Crews (Earl Jennings), Arian Foster (Ray Jennings), Griffin Newman (Rick the Intern), Chi McBride (Walt Gordon), Sean Combs (Chris Crawford) ...
Director >> Ivan Reitman
Writer >> Scott Rothman, Rajiv Joseph
Producer >> Ivan Reitman, Ali Bell, Joe Medjuck, Gigi Pritzker
Genre >> Sports
Country >> USA
Release (US) >> 04 / 11 / 2014
総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 4 演出 >> 4 音楽 >> 4
Radio City where people's dreams come true
2014年のNFLドラフトまであと13時間を切った頃、シアトル・シーホークスの陣営はクリーブランド・ブラウンズのGMであるソニー(ケビン・コスナー)に一本の電話を入れた。ドラフト1位が予測されている大型クォーターバックのボー・キャラハンを巡ってのトレードのオファーだった。クリーブランドがキャラハンを取る為にドラフト指名1位権と、向こう3年間のクリーブランドの1巡目の権利をシーホークスに譲るというものだった。ソニーはオーナーからもキャラハンを取るように圧力が掛かっていた。コーチ(デニス・リアリー)やスタッフからは、これらの将来を考えるとバカげたトレードだと反対された。そしてソニーは恋人でクリーブランドのサラリーキャップの顧問でもあるアリ(ジェニファー・ガーナー)との関係も悪化していた。ソニーはずっと守備の選手ヴォンテ・マック(チャドウィック・ボーズマン)の事が気になっていたが、シアトルとのトレードを応じてしまう...
2014年のNFLドラフトを舞台にした作られたドラマであるが、実際の2014年のドラフトを1ヵ月後に見た観客はその間逆の結果に驚愕する事になる。実際のNFLドラフトでは、クリーブランド・ブラウンズは鳴り物入りのジョニー・マンゼルを獲得した。どうみてもこの映画でのボー・キャラハンのモデルである。しかし1位指名ではなく、この映画のキャラハンと同じく、順位をかなり下げて22位での指名。というのを知っていると、この映画は非常に面白い映画である。正直、アメリカンフットボールを知らない人は全く楽しめないであろう。知らなくても楽しめたのが『エージェント』、知らないと楽しめないのが『Draft Day』。上映は1ヶ月だけ早すぎた。ドラフト後に上映すべきであった。最近復活中のケビン・コスナーが渋いGMを演じていて、ジェニファー・ガーナーとの年の差カップルも中々信憑性がある大人のセクシーさがあった(あの事件後でも)。そして絶好中のチャドウィック・ボーズマンが、応援したくなる最高にいい奴を演じていて、絶好調さをキープしている。
知っているか知らないかが分かれ目。知っている奴だけついてこい!という映画ではある。
(9/8/14:DVDにて鑑賞)