Cast >> Leroy McClain (Marcus), Sorel Carradine (Annie), Charlie Barnett (Aaron), Cameron Scoggins (Stan) ...
Director >> Rodney Evans
Writer >> Ken Urban
Producer >> Rodney Evans, Tory Lenosky, Esra Saydam
Genre >> Drama
Country >> USA
総合ポイント 3.5点/5点満点中
内容 >> 3 演技 >> 4 演出 >> 4 音楽 >> 3
"No Rules"
小学生の先生をしているアニーは、若干20歳で無名のミュージシャンをしているスタンに別れを切り出した。気になる人がいると..スタンは誰か?と問いただすと、アニーは「マンディ」と答えた。マンディはアニーの同僚の先生だった。マンディとは付き合っている訳ではないが、気になるという事だった。そんな会話をしているところにやってきたのが、2人が居るレストランのウエイターのアーロン(チャーリー・バーネット)。アーロンは只ならぬテーブルの雰囲気に何も注文をとらずに去った。そんなアーロンは恋人でパートナーのマーカス(リロイ・マッククレイン)に、関係を「オープン・リレーションシップ」にしないか?と持ちかけた。但しルールは、「恋に落ちない事」。そんな中、マーカスは仕事の取引があったスタンにメールをする...
前作「Brother to Brother / 日本未公開 (2004)」では、同性愛の苦悩をハーレムルネッサンス時代を呼び起こして描いたとても画期的でユニークな作品を作ったロドニー・エヴァンスの新作。10年も待たされた。今回の作品は舞台作品を映画化。かなりストレートに同性愛を描いている。なので前作は違って、ロドニー・エヴァンスの声がない分、ユニークさに欠けている。そして前作ような面白いアイデアも詰まっていない。なぜヘテロの白人カップルが急に同性愛に目覚めたのか、上手く描けていなかった。特にスタンの方は謎のレベル。
普通の平均的なLGBT映画だ。それは、ロドニー・エヴァンスの次回作を期待していた私にはちょっと悲しいお知らせなのだ。
(4/12/14:DVDにて鑑賞)