Mandela: Long Walk to Freedom / マンデラ 自由への長い道 (2013)
Cast >> Idris Elba (Nelson Mandela), Naomie Harris (Winnie Mandela), Tony Kgoroge (Walter Sisulu), Riaad Moosa (Ahmed Kathrada), Zolani Mkiva (Raymond Mhlaba) ...
Director >> Justin Chadwick
Writer >> William Nicholson
Producer >> Anant Singh
Genre >> Biography
Country >> UK
Release (US) >> 11 / 29 / 2013
Release (JP) >> 05 / 24 / 2014
総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 5 演出 >> 3 音楽 >> 4
Amandla! Awethu!!
1942年南アフリカの首都ヨハネスブルクで弁護士として活躍していたネルソン・マンデラ(イドリス・エルバ)。ミドルネームのRolihlahlaはコサ語で「トラブルメーカー」の意味を持つ。女性にはとにかくモテたが、エバリン(テリー・フェト)と結婚。長男となるテンビも生まれた。その一方でANCの活動に入り込んでいくネルソン。離婚する事になってしまった。ANCや市民対警察は衝突を激しくしていく。その一方で街中のバス停で見かけたウィニー(ナオミ・ハリス)に恋に落ちていく。爆弾があった事で、テロリストしてANCの主要メンバーが逮捕されてしまう。マンデラは28年間も監獄の中で過ごす事になったのだった。
昨年惜しまれつつ亡くなったネルソン・マンデラの自伝映画。95歳と長生きされたそのマンデラの人生は、本当に自由への長い道のりだった。生まれた時から差別に苦しみ、しかし弁護士になる。だが新政権の為に1948年にはアパルトヘイトが進んでいく。そんな中にリーダーとして手腕を発揮していくマンデラ。自分の家庭での問題を抱えつつも、自分達の子供たちの為にとその想像もしなかった長い道のりを進んでいくことになるのだ。そんなマンデラを演じたイドリス・エルバが、ボクシングもやっていた強いマンデラを想像以上に魅力的に演じている。そして晩年になった時のメークはイマイチだが、まだまだシャープで頭が切れて英知なマンデラを見事に演じている。そのカリスマ的な姿に絶対惹き付けられる筈だ。
ただ映画のテンポが悪い。まあそれが余計に「長い道のり」を感じてしまうのだが...
なぜにマンデラは人々を惹き付け、そしてアパルトヘイトを終焉させ、そして大統領にまでなったのか?それを全てイドリス・エルバの魅力が教えてくれるのだった。アマンドラ!アウェス!!全ての人に自由を!!
(3/19/14:DVDにて鑑賞)