Cast >> Wendell Pierce (Joe), Emory Cohen (June), Aja Naomi King (Abigayle), E.J. Bonilla (Dexter), Yolonda Ross (Abigayle's Mother) ...
Director >> Joshua Sanchez
Writer >> Christopher Shinn (play), Joshua Sanchez (screenplay)
Producer >> Christine Giorgio
Genre >> Drama
Country >> USA
総合ポイント 3.5点/5点満点中
内容 >> 3 演技 >> 4 演出 >> 4 音楽 >> 3
"Sounds like a movie theater we always used to go to on Independence Day"
アメリカ独立記念日、高校生のジューンの家族はBBQをしていたが、ジューンは心ここにあらず。母には夜には花火を見に行くと伝えた。そそくさと家を離れ、公衆電話のある駐車場に居た。そして、同じ頃に同じ高校生位の女の子アビゲイル(アジャ・ナオミ・キング)は、ずっとデクスター(E.J.・ボニーラ)と電話で話していた。デクスターは会いたいというが、アビゲイルは無理よと返す。父ジョー(ウェンデル・ピアース)は出張でボストンに居るので、アビゲイルは病気の母の面倒を見なくてはならなかったのだ。そして夜になって、ジューンの待ち人がようやく来た。ジョーだった。2人は初めて顔を合わせた。そして映画館に2人は行った。そこでアビゲイルが父に電話する。「あれ?独立記念日に毎回行っていた映画館の感じがする」と。アビゲイルはデクスターに電話し、来てくれるように頼んで...
父と青年、娘と青年の2組が同じようなドラマを体験していく不思議なドラマ。父と一緒の青年ジューンは、ゲイである事をカミングアウト出来ず悩んでいる。幼馴染もゲイで、彼は公表してオープン。それでも学校では上手くやっている。しかしジューンはそのように出来る自信も勇気もない。そしてゲイである事を確かめる為にも、今回ジョーという男とネットで出会った。バージンだったのだ。そしてアビゲイルは、何かに開放されるかのように、デクスターと寝る。そして、アビゲイルもジューンもその後は会話が無い。好きでやった訳じゃないから。
しかしラストの着地点がぼんやりし過ぎている。また4人が何事もなかったように生活していくというのは無理があるような。とにかく最後は観客にもぼんやりした感情しか残さない映画だ。
(2/24/14:DVDにて鑑賞)