Cast >> Saoirse Ronan (Daisy), Alexis Bledel (Violet), Tatiana Maslany (April), Danny Trejo (Russ), James Gandolfini (Michael), Cody Horn (Barbie Sunday), Marianne Jean-Baptiste (Iris) ...
Director >> Geoffrey Fletcher
Writer >> Geoffrey Fletcher
Producer >> Geoffrey Fletcher, John Penotti, Bonnie Timmermann
Genre >> Drama
Country >> USA
総合ポイント 4.25点/5点満点中
内容 >> 4 演技 >> 5 演出 >> 4 音楽 >> 4
"We're here to kill you!"
バイオレット(アレクシス・ブレデル)とデイジー(シアーシャ・ローナン)はティーンのプロの殺し屋だった。彼女達が熱中する「バービー・サンデー」のコンサートがキャンセルになり落ち込んでいた。そしてバービー・サンデーが雑誌で着ていたドレスを手に入れる為に、彼女達は次の仕事を入れた。簡単な仕事の筈だった。殺す男のアパートに入ると、そこに男は居なかった。ソファーで待つ事にするが、2人とも寝てしまった。男(ジェームス・ギャンドルフィーニ)は2人に毛布を掛けた。そこからバイオレットとデイジーの計画が狂い始め...
「プレシャス」にて黒人脚本家として初のアカデミー賞を受賞したジェフリー・フレッチャーの初監督作品!普通の少女達がプロの殺し屋という物語。彼女達が殺しとは何なのか全く分かっておらず、無邪気に?死体の上を飛び回るという、衝撃的なシーンも含まれる。しかし、一度その殺される側に情が移った時に初めてその仕事を理解していく。人を殺す意味を始めて知る。そんなバイオレットとデイジーを演じた2人も良かったが、この映画はジェームス・ギャンドルフィーニが全てである。自分の娘に出来なかった事を、主人公の2人に託していく親父の姿が素晴らしすぎた。
物語が風変わりで取っ付きにくさがあるのに、最後は割と予測が付く簡単さがあったのが残念ではあるけれど、ジェームス・ギャンドルフィーニを見る価値は十分にある。
(11/26/13:DVDにて鑑賞)