Cast >> Kevin Durant (himself), Taylor Gray (Brian), Brandon T. Jackson (Alan), Doc Shaw (Mitch), Jim Belushi (Coach Amross), Tristin Mays (Isabelle), Candace Parker (herself), Robert Belushi (Assistant Coach Dan) ...
Director >> John Whitesell
Writer >> Eric Champnella, Jeff Farley
Producer >> Mike Karz
Genre >> Comedy
総合ポイント 3.5点/5点満点中
内容 >> 3 演技 >> 4 演出 >> 3 音楽 >> 4
KD's Mix
ブライアン(テイラー・グレイ)は、バスケットボールが大好きで、中でも地元オクラホマのサンダーに所属するスター選手ケビン・デュラントの大ファンで、彼を真似しようとしていたが、全く才能はなかった。転校していたイザベラに話しかけたかったが、自分がバスケで大失敗したビデオを流され、話しかけられなかった。そんなブライアンを励まそうとお父さんは、サンダーの試合に連れて行く。ハーフタイムでハーフコートからのシュートを決めると20000ドルが貰える事になっていたが、見事に失敗。しかもチームマスコットのランブル・ザ・バイソンにボールを当ててしまった。それを見ていたケビン・デュラントは気の毒に思い、外したボールにサインをしてブライアンに渡した。その時、静電気的なものを感じ...なんとブライアンとケビンの才能が入れ替わっていたのだった!
この手の入れ替わり映画は昔からある。日本だと「転校生」が有名。入れ替わらないけど、突如と凄い才能を手に入れ、人気者になるというプロットは、「ティーン・ウルフ」に似ている。またバスケットの人気者の才能を借りるというのも「Like Mike / ロスト・キッズ (2002)」と似ている。この映画はそういう昔からあるプロットを借りた作品。そういう作品は大抵オリジナルを超えてなくて、外している場合が多い。でもこれはそこまで外していない。まずケビン・デュラントのキャラクターが生かされている。この映画でもとことん良い人。その人の良さが災いしたけれど、最後はやっぱりその人の良さが幸いしている。コスプレまでして登場してくるデュラントの母親もいいキャラクター。お母さんも含め、彼の魅力である。そして、そんなデュラントの本音も出てくる。そこに、しゃべりが魅力なジム・ベルーシが実の息子と絡んでくるのも良い。彼等はいいコミックリリーフ。子供向けになりがちなストーリーを、彼等は大人でも楽しめるようにしてくれている。
私がオクラホマシティ・サンダーのファンだから、点数はちょっと甘いかもしれない。いや、ファンだから楽しめたのも事実。台詞でパーキンスが出てきて笑える自信のある人に勧める!逆にパーキンスを知らない人は見ないで!
(11/25/13:DVDにて鑑賞)